
そこで本稿では、シリーズを初めて遊ぶ人や、過去に遊んでいて本作の発売を機に帰ってきた人に向け、ゲーム序盤を乗り切るためのプレイガイドをお届けする。なお、ここで紹介しているのはあくまでプレイの一例。プレイを重ね、ゲームに慣れていったら自分なりのやりかたを見つけていってほしい。
何はなくともお金だよ
初心者は迷わず“カジュアルモード”を選ぼう。初期資金が1億円もあって、ある程度余裕を持って始められるのがとにかく大きい。さらにさまざまなミッションをこなしていけば、追加で手厚い収入やサポートも得られる。

これまでの作品同様、『ダビスタ2』でもまずは先立つモノ(=お金)が必要。優秀な繁殖牝馬を導入したり、実績ある種牡馬を種付けしたり、牧場施設を充実させたりするなど、何をするにも十分な資金が求められるのだ。


ゲーム開始直後からお金を稼ぐ方法はある。それは“馬券”である。

愛馬のデビュー戦で全額単勝に賭けて見事に勝利できれば、メイクデビュー(新馬戦)でも重賞1勝ぶんくらいの稼ぎをいきなり得られる。ただし、本作はこまかくオートセーブされているため、一度レースが始まったら馬券を買うところからやり直すことができない。リスクが高すぎる、まさに“ギャンブル”と言えよう。世の中そんなに甘くないのである。
その代わりと言ってはなんだが、本作ではミッションでかなりの金額を稼げるようになっている。前作では“ランクPt”を稼いで“オーナーランク”を上げることで得られた報酬が、今回はひとつひとつのミッションに用意されていて、その多くが資金をゲットできるものとなっている。
1件あたりでは繁殖牝馬や2歳馬を買えるほどではないが、積もり積もればかなりの金額になる。ミッションの内容は最初から開示されているので、その条件も頭の片隅に置きながらプレイするといいだろう。とくにゲームのヘルプも兼ねている“ダビスタチャンネル”は観るだけでいいので(しかもスキップ可!)、ラクに報酬が得られる。


施設拡張とスタッフの雇用について

一方、スタッフに関しては、事務スタッフを雇うと自動で判明したコメントを記録し、育成馬スタッフは育成馬の段階から適性を判明してくれる。それぞれとても頼れる存在だ。ただ、いずれも自分でがんばって毎週コメントをチェックするなどしていけば必ずしも必要ではないので、毎月の経費(それぞれ40万円かかる)が惜しいようなら雇わなくてもいい。また、前作と異なり契約期間がないのはうれしいところだ。

厩舎選びとレース選択

調教は慣れないうちは難しいので、基本的には厩舎に“おまかせ”にしたほうがいいだろう。ゲームに慣れてきたら、まずはレース2週前くらいからの“調整”だけ自分でやってみるなど、徐々にやりかたを身に付けていくのがおすすめだ。
おまかせ調教で進める場合、馬体重と闘争心に関するコメントはチェックするようにしたい。馬体重はベストの状態から太すぎたり痩せすぎたりしたときに言及されるので、何も言われなかったら合格点(ただし“=ベスト”ではない)だ。また、厩舎コメントで「気合い乗りも十分で調子は良さそうです」という言葉が出てきたら、闘争心も水準に達したということ。

なお、レース選択についてはその都度自分で指示したほうがいい。適したレースがない場合、判明後も適性を無視したレース選びをされることもあるからだ。
また本作では、初期生産馬やセールで購入した馬でGIを勝つのはかなり難しい。 “上”を目指すのは、自家製馬の代を重ねたり、施設の充実も含め牧場の体制を整えてからにして、まずはGIIIやリステッド競走(オープン)などで着実に賞金を稼ぐことを考えよう。

基本的には距離および芝/ダートの適性に合致したレースを狙うのだが、距離に関してはオープンなど相手が弱そうなレースなら多少適性外でもオーケー。しばらく勝てていないときは“ハンデキャップ”と書いてあるレースに出走すると、負担重量が軽く設定されて勝ちやすくなることもある。
種付けの心得「夢はいつでも見られる。まずは現実を見よう」
競走馬を入手する方法はふたつ。
- 自分で生産する
- 5月第1週の2歳馬セールで購入する
である。

種付けの際はおすすめの種牡馬を何頭か挙げてもらって、その中から“安定度”と“実績”が高く“気性”がいい(全部Aが望ましいが、Bでも可)種牡馬をつけるといい。安定して活躍してくれる馬が生まれやすくなるからだ。GIや海外レースを狙うのは将来のことと割り切って、まずは確実に稼いでくれる馬を生産したい。

2歳馬セールは、とりあえずスタッフおすすめの馬を買っておくだけでもいい。こちらもよほどの素質馬だった場合以外は、GIIIやオープンに出走させて賞金を稼いでもらえれば御の字くらいに考えておこう。


各種施設を建設・拡張し終わり、良血の繁殖牝馬を揃えられるようになったら、いよいよGIハンティングの開始だ。“仮想配合”モードで将来の計画を考えながら、“見事な配合”や“凝った配合”にニックスを重ねて強力な馬を生産していこう。
まとめると、
- システムに習熟しながら手堅く資金稼ぎ
- 種付けに必要な配合の知識を蓄えていく
- 調教を自分で行えるようになっていく
- 重賞・GI勝利を目指し、日本ダービー制覇へ
といった段階を踏んで上を目指すのがおすすめ。
いきなり結果を出せるゲームではなく、長く遊べば遊ぶほど楽しさが増していく作りになっているので、焦らず気長に楽しんでいってほしい。















