ライブメタルを切り換えながら戦うシステムを搭載

本作は『ロックマンゼロ』シリーズの最終作『ロックマン ゼロ4』のつぎに発売されたタイトル。『ロックマンゼロ3』か『ロックマンゼロ4』をゲーム機本体にダブルスロットすることで、同2作品に出てきたボスと戦うことができました。
世界設定は『ロックマンゼロ』より遥か未来。人間とレプリロイドは和解し、人間は身体を機械化しており、レプリロイドには寿命が設定されることが定められるようになり、互いを区別することがなくなったというものです。
主人公はヴァンとエールのどちらかを選べる仕組み。なお、ヴァンとエールを演じたのはどちらも小林沙苗さん。少年の声と少女の声でまったく印象が異なり、演じ分けが見事でした。

ストーリーはガーディアンの司令官・プレリーから依頼を受け、謎の荷物を先輩のジルウェと共に運ぶことになるところからスタート。主人公が合流地点の近くまで来ると、荷物を狙ったイレギュラーたちの襲撃を受け、ジルウェと別れてしまいます。
崖下まで落下した主人公は、そこでプレリーに遭遇。しかし、イレギュラーに見つかってしまい、プレリーが必死に荷物を守ります。プレリ―を助けるべく主人公も駆けつけますが、為すすべくなくやられてしまい……。そのとき、荷物のライブメタルの呼びかけで主人公がロックマン・モデルXへと変身。力を得た主人公は、世界を守るために戦っていくことになるのです。


本作の主人公はライブメタルを切り替えながら戦うことになりますが、モデルは『ロックマンX』シリーズの主人公であるエックス、『ロックマンゼロ』シリーズの主人公であるゼロやネオ・アルカディア四天王がモチーフ。エックスやゼロたちを、疑似的とはいえ操作できるのは楽しかったです。
モデルによってボイスも変わりますが、最初に手に入れるロックマン・モデルXのボイスが『ロックマンゼロ』のCDドラマでエックスを演じていた水島大宙さんだったので、ファンが盛り上がるポイントでした。そのほかのモデルも風間勇刀さん、緒方恵美さん、今井由香さん、中井和哉さん、稲田徹さんと実力派の声優さんばかりでした。
ロックマン・モデルXのボイスが水島大宙さんというだけでなく、『ロックマンX』のオープニングステージと同じ構造のエリアがあったりとオマージュも豊富。シリーズファンがニヤリとする仕掛けも多かったです。


ゲームはマップを移動しながらミッションをこなしていくスタイルで、初代『ロックマン ゼロ』に近い作り。新しいモデルを手に入れることで、水中を自由に泳げたり天井や足場に捕まることができるようになったりして、探索がラクになる仕組みでした。
それぞれのボスには弱点が存在。弱点を攻撃することで有利に戦えるものの、ライブメタルが傷ついて性能が落ちてしまうというシステムでした。ボスは順々に復活するのでライブメタルを損傷させないように再戦することができるようになっています。
2020年には『ロックマンゼロ』シリーズと『ロックマンゼクス』シリーズをセットにした『ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション』が発売。本作も収録されているので、チェックしてみてくださいね。














