ハンクや豆腐が主役のエクストラゲームも忘れがたき存在
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『バイオハザード2』は、カプコンから発売されたホラー・アクションアドベンチャーゲーム。現在も世界的な人気を誇る『バイオハザード』シリーズのナンバリング2作目だ。当時はまだ実験的でニッチ寄りだった“サバイバルホラー”という題材をハリウッド映画の大作のように仕立て上げ、その地位を不動のものにした作品と言えるだろう。
おなじみの主人公である“レオン・S・ケネディ”と“クレア・レッドフィールド”が本作で初登場。CD-ROMの2枚組という大ボリュームで発売され、青いディスクの“レオン編”と赤いディスクの“クレア編”に分かれていたのも印象深い。
2026年2月27日には全世界待望の新作『バイオハザード レクイエム』が発売を控えており、レオンはこちらの作品にもプレイアブルキャラクターとして登場する。
前作の閉鎖的な洋館から、広大なラクーンシティ市街地へと舞台が拡大。群衆としてのゾンビの恐怖や爆発炎上など、ドラマチックなカットシーンは映画的で非常にカッコよかった。破壊された街並み、近未来的な研究所といった具合に背景の変化も多様化していて、視覚的な飽きを感じさせない作りになっていたところもイカしていた。
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本作の代名詞とも言える“ザッピングシステム”も斬新だった。本作には最初に選んだ主人公の物語、通称“表シナリオ”と、選ばなかった主人公の“裏シナリオ”があり、表での行動が裏に影響を及ぼす仕組みになっていた。
たとえば、警察署の武器庫にある“サブマシンガン”と“サイドパック”を表編で両方取ってしまうと裏編のキャラクターは何も得られず苦戦を強いられる。あるいは、表編である通路のシャッターを閉めると、裏編ではその通路を通る際にゾンビの侵入を抑えられるといった具合だ。
ひとつの事件を多角的な視点で描くからこそできたギミックになっていて、くり返しプレイすることで初めて真実に到達できるというのもおもしろい試みだった。シンプルにレオン表→クレア裏、クレア表→裏レオンというように合計4種類のシナリオが楽しめてしまうボリューム感も無論うれしかった。
ふたりがどこで出会い、どう協力したのか。それがパズルのように組み合わさる快感もあり、すべてのシナリオを完遂して初めて辿り着く真のエンディングは圧倒されるような達成感も味わえたはずだ。
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『バイオハザード2』と言えば、通称『バイオハザード1.5』などと呼ばれるプロトタイプの存在がファンのあいだで伝説的に語り継がれていることも有名だ。
開発の進捗が60~80%に達していたにも関わらず、さまざまな判断で開発を白紙撤回。品質への妥協のない追求があったからこその完成度と言える。
『バイオハザード』シリーズではクオリティーの高いミニゲームの収録が定番といった向きもあるが、本作がその始まりでもある。
『バイオハザード2』では「第4の生存者」としてU.S.S.隊員“ハンク”を操作して警察からの脱出を目指す“The 4th Survivor”と、巨大な豆腐が関西弁でしゃべりながら戦う"The 豆腐 Survivor"の2種類を収録。
とくに後者は本編のシリアスさとは裏腹な見た目のインパクトがすごかった。武器がナイフのみと超高難度な設定で、クリアーすることが一種のステータスであると思えた。すべてを作り直したというのに、このような遊び心満載のエクストラゲームを用意してくれたのはただただ感謝しかないだろう。
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グレースは、ラクーン事件の生還者のひとり“アリッサ・アッシュクロフト”の娘。さらにこのアリッサは、『バイオハザード アウトブレイク』で初登場したメインキャラクターのひとりというのが興味深いところ。どのように物語に関わってくるのかゲームの発売が待ち遠しい。













