任天堂「生成AIに関連して日本政府に働きかけをしている事実はない」と声明。生成AIの有無に関わらずIPの侵害には適切な対応をとる方針

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任天堂「生成AIに関連して日本政府に働きかけをしている事実はない」と声明。生成AIの有無に関わらずIPの侵害には適切な対応をとる方針
 任天堂は、企業広報・IR公式アカウントによる投稿にて、「生成AIに関連して日本政府に対して何らかの働きかけをしているような事実はない」との声明を発表した。

 これはネット上で「任天堂が生成AIによる著作権侵害に関して日本政府に働きかけを行っている」といった噂が広まったことに対して、否定するための声明であると思われる。
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 生成AIによる著作権侵害の可能性については、OpenAI社の動画生成AIの最新バージョンである“Sora 2”が、著作物さえもあまりに精緻に再現できてしまうことに多数の懸念の声が広まっていた。

 OpenAI社のCEOであるサム・アルトマン氏が、こうした声を踏まえた今後の方針について、ブログにて言及したことは記憶に新しい。
 今回、任天堂について広まった噂も、そういった渦中で情報が錯綜した結果として生じたものと言えるだろう。

 なお、任天堂はこの投稿の中で、「当社は生成AIの活用の有無にかかわらず、当社のIPを侵害していると判断したものについては、適切な対応をとる方針としております」とも表明している。
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