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『ポケポケ』2025年上半期の国内モバイルゲーム収益・DL数トップを独占。5半期連続で収益トップだった『モンスト』が1位の座を譲る

『ポケポケ』2025年上半期の国内モバイルゲーム収益・DL数トップを独占。5半期連続で収益トップだった『モンスト』が1位の座を譲る
 Sensor Towerは、2025年上半期の日本のモバイルゲーム収益・ダウンロード数トップ10を公開した。

 収益トップとなったのはポケモンカードのデジタル版『
Pokémon TCG Pocket』(ポケポケ)。2022年下半期から5半期連続で『モンスターストライク』が収益トップだったが3位となり、収益トップ10内で唯一の新作タイトルの『Pokémon TCG Pocket』に1位の座を譲ることになった。2位は『ラストウォー:サバイバル』。

 ダウンロード数でも『Pokémon TCG Pocket』がトップに。2025年上半期に日本だけで400万DL以上を記録した。2位は300万DL以上で『
SDガンダム ジージェネレーション エターナル』、3位は『Color Block Jam』となった。

 パブリッシャー別収益においてはバンダイナムコエンターテインメントがトップをキープ。『
学園アイドルマスター』『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』などが好調に推移し、同期間に4億ドル近い収益を記録した。
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以下、プレスリリースを引用。

2025年上半期の日本のモバイルゲームは収益・DL数ともポケポケがトップ独占、成長量ではジージェネエターナルが際立つ

 早くも1年の半分が過ぎた2025年。上半期日本のモバイルゲーム市場では、『Pokémon TCG Pocket』『ラストウォー:サバイバル』『モンスターストライク』の3タイトルが収益上位を占めました。また、成長量の点では、収益成長量で2位、ダウンロード数成長量でトップとなった『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が際立っています。
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モンストを追い抜いて収益トップとなったポケポケ、DL数ではトップ10に4つのパズルゲームがランクイン

 Sensor Towerのデータによると、2025年上半期日本のモバイルゲーム収益では、『Pokémon TCG Pocket』(The Pokémon Company)がトップとなりました。2025年上半期に同タイトルは世界で6億ドル以上の収益を上げ、このうち35%以上が日本市場からのものです。
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 日本のモバイルゲーム市場では、2022年下半期から5半期連続で『モンスターストライク』(MIXI)が収益トップでしたが、この座を『Pokémon TCG Pocket』に譲る形となりました。収益トップ10内では、『Pokémon TCG Pocket』が唯一の新作タイトルで(2024年10月リリース)、登場すぐに大きな支持を集めていることがわかります。

 ダウンロード数でも『Pokémon TCG Pocket』がトップで、2025年上半期に日本で400万以上を記録しました。2位は『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』がランクインし、300万以上のダウンロード数となっています。『
ちいかわぽけっと』(Applibot)、『魔法少女まどかマギカ Magia Exedra』(Aniplex)を含む日本パブリッシャーによるタイトルは、いずれも人気のIPを活用したモバイルゲームとなっており、IP+ゲーム性が人気のキーファクターになっていることがわかります。

 ダウンロード数トップ10内には、『Color Block Jam』(Rollic Games)、『
Car Jam』(Mindscaplay)、『ブロックブラスト』(Hungry Games)、『Screw Sort 3D』(Mindscaplay)の4つのパズルゲームがランクインしており、同ジャンルの人気が確認できます。いずれも海外パブリッシャーのパズルゲームで、中でもMindscaplayは2タイトルをランクインさせています。

成長量では4月リリースのジージェネエターナルが収益2位・DL数トップ、12年目を迎えたにゃんこ大戦争は過去最大収益を4月に記録して4位に

 Sensor Towerのデータによると、2025年上半期日本のモバイルゲーム収益成長量でも、『Pokémon TCG Pocket』がトップとなりました。成長量の点で際立つのは、2025年4月にリリースされた『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』(Bandai Namco Entertainment)です。
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 本作はガンダムIPを活用したターン制タクティクスで、リリース当日から日本におけるApp StoreとGoogle Playのダウンロード数ランキングでトップスタートを切りました。この結果、ダウンロード数成長量ランキングでトップとなっています。集計対象期間が2.5ヵ月程度ながら、収益も堅調に推移しており、2025年上半期に日本で8,000万ドル以上の収益を記録しています。

 収益成長量では、リリースから12年目を迎えた『
にゃんこ大戦争』(PONOS)が6位にランクインしました。同タイトルは2025年4月に、過去最高の月間収益となる1,200万ドル以上を日本で達成しました。

パブリッシャーではBNEがトップをキープ、上位3社は日本パブリッシャーが占める

 Sensor Towerのデータによると、2025年上半期日本のモバイルゲームパブリッシャー別収益において、Bandai Namco Entertainmentがトップをキープしました。同社は、『学園アイドルマスター』『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』などが好調に推移し、同期間に4億ドル近い収益を記録しています。
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 2024年上半期から1つ順位を下げたものの、KONAMIが3位にランクインしました。同社の収益の原動力は、『プロ野球スピリッツA』『eFootball』を始めとするスポーツタイトルです。この2タイトルは、日本における同期間のスポーツゲーム収益でも前者が1位と後者が2位となっており、圧倒的な存在感を見せています。

 トップ10圏内には、7社の日本パブリッシャーがランクインしました。2024年上半期から1つ順位を上げたSonyは、リリース10年目となる『
Fate/Grand Order』のロングヒットタイトルと『魔法少女まどかマギカ Magia Exedra』が、同社の収益に大きな貢献をしました。
Sensor TowerのApp Performance Insightsのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測はApp StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。 また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。
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集計期間: 2025年07月22日22時〜2025年07月22日23時