※本記事は、2024年6月14日にアップした記事を再編集したものです。ゲームボーイのソフトを、スーパファミコンで!
いまから31年前の1994年(平成6年)6月14日は、スーパーファミコンおよびゲームボーイの周辺機器、スーパーゲームボーイが発売された日。
スーパーゲームボーイは、ゲームボーイのソフトをスーパーファミコンを介してテレビに映し出して遊べるようにする周辺機器。ゲームボーイとは切っても切れない乾電池の消費を気にせずプレイできるうえ、スーパーファミコンのコントローラーが使用可能になるため、より快適にゲームを堪能できるようになる。
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ゲームボーイはもともと濃淡が4階調で表示されるモノクロ画面だが、本機を使えば擬似的なカラー画面を作り出すことも可能。プリセットを使用するか自分で色を設定して、色鮮やかな画面でゲームを楽しめた。ゲームボーイカラーが発売される1998年までは本機を使用するしか色付きの画面で遊べなかったので、お世話になったプレイヤーも多いのではないだろうか。
筆者の場合は遊びではなく、仕事(ファミ通編集者)として本機を使うことが多かった。当時のファミ通編集部ではビデオプリンターでゲーム画面を撮影していたと思うが、スーパーゲームボーイを用いれば、ゲームボーイソフトの画面を手軽にしかもカラーで撮影できたので重宝した記憶がある。
また、画面比率の違いによってできてしまう空きスペースをピクチャーフレームで埋める機能も存在。ソフトの中にはスーパーゲームボーイに対応したものもあり、そういったソフトはオリジナルの特別なピクチャーフレームを表示できた。
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ピクチャーフレーム。
1998年(平成10年)1月30日には、クリアーブルーのボディーが特徴的な“スーパーゲームボーイ2”が発売。こちらには通信対応コネクタが標準搭載されていて、通信ケーブルやポケットカメラ、ポケットプリンタが接続できた。パワーLEDランプと通信LEDランプも付いており、利便性が向上していた。
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スーパーゲームボーイ2