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『マリオカート ワールド』24台のレースは混戦・スリリング。ドンドン脱落する“サバイバル”はスピーディー(約10分)に大陸横断、“グランプリ”のレースはコースどうしをつなぐ道でも開催

byジャイアント黒田

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『マリオカート ワールド』24台のレースは混戦・スリリング。ドンドン脱落する“サバイバル”はスピーディー(約10分)に大陸横断、“グランプリ”のレースはコースどうしをつなぐ道でも開催
 2025年6月5日にNintendo Switch 2本体と同時に『マリオカート ワールド』が発売予定だ。本稿ではグランプリとサバイバルを中心にプレイレビューをお届けする。
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グランプリがパワーアップしてスリリングに!

 グランプリでは4つのコースを走り、ゴールした順位によって加算される合計ポイントを競う。シリーズおなじみのモードだが、従来作より大きくパワーアップしたのはレースに参戦するマシンの数。本作では総勢24台のマシンがレースに参戦し、1位を目指して熱いバトルをくり広げる。
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24台によるレースは圧巻!
 キノコカップやフラワーカップ、スターカップなど、複数のカップが収録されている。それぞれ異なるコースでレースが楽しめるのもこれまでと同じだが、コースとコースをつなぐ道でもレースが行われるようになったことで生まれた変化も。

 ひとつ目のコースは同じ場所を3周して順位を競うのに対して、2周目以降のコースはチェックポイントを通過して順位を競う形式になっていた。『
マリオカート8 デラックス』の経験者は、サンダーカップの“N64レインボーロード”をイメージしてもらうとわかりやすいと思う。
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周回コースのモーモーカントリー。
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モーモーカントリーからチョコマウンテンへ。画面右側に表示されたミニマップを見ると、コースの形状の違いがわかるはず。
 もちろん、すべてのカップをプレイできたわけではないので例外はあるかもしれないが、体験したカップはいずれも同じ構成だった。コースを周回するのではなく、1本道でくり広げるレースは非常に新鮮。得意のコーナーで逆転を狙うといったことができない、いわばすべてが一発勝負の展開も非常にスリリングだった。
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1本道といっても、例えば矢印で示した場所のように、コースにはダッシュキノコを使ってショートカットを狙えそうな場所も。プレイするたびに新しい発見が楽しめそうだ。

 グランプリでとくに印象的だったのは、「こんな場所を走れるんだ!」という驚きがあったこと。複雑な作りをしたキラーシップやおばけシネマ、クッパキャッスル。初見プレイでは進むルートで迷うこともあった。
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クッパキャッスルは、大ジャンプできる場所が多いコースも好み。

ライバルが徐々に減っていきプレイヤーの実力が試されるサバイバル

 サバイバルは、世界を結ぶ1本のルートをノンストップで一気に走り抜ける新モード。レースの途中にはチェックポイントが設定されており、決められた順位内でチェックポイントを通過できなければその場で脱落となってしまう。途中で脱落することなく、最後の1台まで勝ち残ったプレイヤーがサバイバルの勝者に。グランプリと同じく、複数のラリーからコースを選んでレースに挑める。

 4つのコースの合計ポイントで競うグランプリと異なり、サバイバルは一発でアウトになることで、レースがますますスリリングに! チェックポイントを通過する際の規定順位が、20位、16位、12位と、徐々に狭き門になっていくのも緊張感を生んでくれた。
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 サバイバルは、1位になったプレイヤーの操作キャラクターに王冠が表示される演出もミソ。残っている実力者のメンバーの中でのトップということで、簡単に獲得することはできないが、達成できたときの感動はひとしおだった。ちなみに、大陸横断ということで長いプレイ時間かと思っていたが今回試遊したコースでは約10分ほどで済んだ。
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王冠をかぶったペンギンはどこか得意げに見える。王冠姿もキュート。

レースではアイテムがより重要に!?

 グランプリとサバイバルの両方で感じたのは、24台によるレースは混戦になりがちだということ。たとえ独走していても、トゲゾーこうらやサンダーなどを立て続けに食らい、首位から陥落することも……。順位に大きな影響を与えるアイテムの重要度は、さらに高くなっていると感じた。

 アイテムに関する調整も行われているのもポイント。本作では、ミドリこうらが自動でマシンの後ろに付くようになった(従来はボタンを押しているあいだ、マシンの後ろについていた)。また、ファイアフラワーやブーメランフラワーなどの残量がアイテムのアイコンに表示されるようになり、使いやすくなっている。
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新アイテムのアイスフラワーも残量が使用されるタイプ。アイテムを使用すると、画面左上のアイコンの後ろに表示された線がどんどん減っていく。
 ほかにも、サンダーを使うと一定時間、雨がふって路面が濡れる。
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サンダーは、ライバルたちに雷を落としてアイテムを消滅させるうえ、一定時間、ライバルを小さくしてスピードを遅くできる。本作では天候を雨にする効果も加わった。
 アイテムに関連した変更点では、コインの最大獲得枚数が10枚から20枚に増えていた。コインは、獲得した枚数に応じてマシンの最高速度が上昇する効果がある。本作でも同じ効果を得られるかは検証できていないが、仕様が変わっていなければ、コインを獲得できる新アイテム、ゴールデンこうらとハテナブロックの活躍が期待できそうだ。
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敵キャラクターがハテナブロックを叩く、貴重な姿を見られるのもポイント。
  また、新アクションの活用もレースのカギになるだろう。チャージジャンプは溜めてから高くジャンプするアクション。壁に向かってチャージジャンプをすることで一定時間壁を走る“ウォールラン”が可能に。
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うまくウォールランが決まればタイムを短縮できそうだ。
 リワインドは時間を巻き戻せるテクニック。巻き戻し中もほかのドライバーは進んでしまうので注意が必要。タイムアタックなどで各コースの練習をする際には重宝しそうだ。
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リワインドで失敗してもやり直せる。
マリオカート ワールド
  • 発売予定日:2025年6月5日
  • ダウンロード版価格:8980円[税込]
  • パッケージ版価格:9980円[税込]

Nintendo Switch 2 マリオカート ワールド セット(日本語・国内専用)
  • 発売予定日:2025年6月5日
  • 価格:53980円[税込]

Joy-Con 2 ハンドル 2個セット
  • 発売予定日:2025年6月5日
  • 価格:2480円[税込]
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