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2024年3月8日、カプコンの対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』の公式世界大会“カプコンカップ11”のTop16―Finalが実施された。
“カプコンカップ11”は、『ストリートファイター6』の世界最強を決定する公式世界大会。出場するには世界中で行われる予選大会“CAPCOM Pro Tour 2024”を勝ち抜く必要があり、まさしくトッププレイヤーたちが集結して最強を決定する場である。
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アメリカでの開催が定番となっていた本大会だが、今回は開催地が日本・両国国技館となり、現地には日本選手を応援するファンはもちろん、海外から駆け付けたファンで超満員となり、非常に熱気のある会場となっていた。
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来場した人々に向けた物販コーナーや展示コーナー、試遊コーナーなども解放されており、ゲーム仲間といっしょに楽しむ人々の姿が印象的だった。
その中でも目を引いたのは、スズキと『ストリートファイター6』コラボバイクの展示だ。ゲームのワールドツアー内でジュリが乗っていたバイクを完全再現したもので、ブースでは見るだけではなく実際にバイクに跨って記念撮影が行えた。
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ほかにもカプコン公式グッズがランダムで手に入るガチャや、“ストリートファイターリーグ2024”限定デザインのデスクマットの販売、現地で選手の応援ボードを作れるコーナーなどなど、興味を引かれるブースがたくさんあった。オフライン観戦をしたことがない人は、今後こういったオフイベントが実施される際にはぜひ足を運んでみることをオススメしたい。
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今回、取材班は座布団に座って観戦ができる“升席”で観戦できたのだが、これもまた日本・両国国技館でのカプコンカップならではだろう。ふと顔を上げたときに皆が食べ物や飲み物を手に胡坐で観戦している姿を見ると「日本でカプコンカップが開催されたんだなぁ」と改めて実感する。
さらに、今回はとくにスモークとライトアップを掛け合わせた演出面も印象的で、配信とはまた違ったカッコよさを肉眼で楽しめた。
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これまでのカプコンカップはアメリカでの開催だったため、時差などの関係で深夜~朝方にかけての開催がつねであったが、今回は昼時から試合が見られるという喜びもあった。それでは、つぎの見出しから今回のカプコンカップでくり広げられた激闘について振り返っていこう。
わずか15歳のリュウ使いBlaz選手との死闘の末、IBUSHIGIN所属の翔選手が優勝!
本大会は先述した通り、各地域予選となる“CAPCOM Pro Tour 2024”を優勝した人々が集うもっともハイレベルな大会だ。ダブルエリミネーション方式の本大会で、ウィナーズ側を好調に駆け抜けた翔選手。彼が待つ決勝戦の舞台に現れたのは、チリから訪れた弱冠15歳のBlaz選手であった。
Blaz選手は、日本国内で「競技シーンで出すには力不足」という評価のリュウをメインとして使用しており、翔選手にルーザーズサイドに落とされてからAngryBird選手、Leshar選手と名だたる強豪を3-0で破るという快進撃をくり広げ、ダークホース的な注目を集めた選手である。
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日本のプレイヤーを応援したくなる気持ちはあるものの、『ストリートファイターII』の聖地である両国国技館でリュウが大活躍するというある種の“異常事態”に「どちらが勝つ姿も見てみたい」と思わせられる、そんな決勝戦となった。
基本的にリュウ VS JPというマッチアップは、言葉を選ばずに言うとリュウが“キツイ”組み合わせであり、翔選手自身がJPのキャラクター相性表を作成した際にも真っ先に有利なキャラクターとして名前を挙げたのがこのリュウというキャラクターである。
リュウの強みである“波動拳”が活かしづらい、ドライブラッシュなどの機動力が低いなどの理由からきびしいマッチアップとされているが、この決勝戦も例外ではなかった。
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序盤からJPが得意とする遠距離戦を展開し、有利状況をキープし続けた印象の翔選手。とはいえ、それは徹底したリスク管理と飛び道具の使い分けによって成せる技であり、見た目ほど簡単ではないのはご存じの通り。翔選手の場合、とくに各種フェイントと“ヴィーハト”の管理技術が素晴らしかった。
時間差で自動攻撃を行ってくれる設置技“ヴィーハト”がつねに画面内にある状態をキープし続けていたうえに、反応速度に優れるBlaz選手がドライブラッシュ→しゃがみ強キックを撃ってもガードが間に合っているシーンが各所で見受けられたことから、「どこでヴィーハトを設置すれば安全か」というのを各シチュエーションで完璧に把握していたように思う。
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ヴィーハトを設置した時間を長く確保できていた印象。
Blaz選手も針の穴を通すようなしゃがみ中キックの差し込みを見せたり、バーンアウト中の窮地を驚異的な読みと反応速度でしのいだりと徐々に追い上げるシーンがありつつも、最終的にはセットカウント3-1と、圧倒的なキャラクター対策と実力を披露し、翔選手が世界一の座に輝いた。
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勝利後、表彰式にてじつは当日の朝まで奥さんと喧嘩していたのだと語った翔選手。理由はDay3まで思うように調子が出なかったことだというが、出発前に仲直りをして優勝という結果を届けられたことが嬉しいと語った。優勝賞金100万ドルの使い道のひとつとして“結婚指輪の購入”を挙げており、会場からの祝福を浴びながら笑顔で勝利をかみしめていた。
優勝トロフィーをしがみつくように抱きかかえる姿は心打たれるものがあり、翔選手が本大会にかけていた思いを感じ取れる一幕であった。
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この試合もぜひ見てほしい!会場を沸かせたアツい名試合もご紹介
優勝した翔選手はもちろん、それ以外にも血液が沸騰するような試合がくり広げられた“カプコンカップ11”。実際に会場にいた筆者の独断で“両国国技館が揺れたシーン”を厳選してお届けしていきたいと思う。会場全体が息を飲み込んだのがわかるとんでもない試合の数々となっているので、ぜひこの記事と合わせて試合本編をご覧になってみてほしいところだ。
ふ〜ど選手VS Leshar選手のED同キャラ戦!最高峰の技術力対決は1フレームも目が離せない
最初に紹介したいのが、TOP16のウィナーズ側で行われたふ〜ど選手VS Leshar選手の試合だ。ED使いを代表する両名は、どちらも精密な操作や最先端をいく攻略などで知られる技巧派プレイヤーであり、最高峰の“技”のぶつかり合いに会場からは大いに期待が寄せられた。
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本試合の注目ポイントは、マニアックな部分だが両者のしゃがみキックの使いかただろう。観戦しているなかで、同じしゃがみキックでも両者の得意分野に差があったように思う。しゃがみ弱キックの使いかたはふ〜ど選手、しゃがみ強キックの使いかたはLeshar選手に軍配が上がっていた印象だ。
その中でも筆者が目を見張ったスーパープレイは、ふ~ど選手が1ラウンドリードした1-0の場面。ドライブラッシュからの弱キックを巧みな距離管理でかわしたふ〜ど選手がしゃがみ弱キックで差し返し、そのままレベル2スーパーアーツ“サイコキャノン”を使った高難度コンボを決めたシーンである。
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ドット単位の後ろ下がりで技を空ぶらせている印象。
このシーンは、差し返しやコンボそのものというより、その前段階である距離調整でドライブラッシュからのしゃがみ弱キックを避けた点、そしてドライブラッシュが混じるハイスピードな展開の中で、技の空振りを見逃さなかった点にあると思う。
さらに、このシーン以外にも立ち中キック、しゃがみ強キックを使った巧みな地上戦はまさに目を見張ると言った感じで、ほかの試合に比べてもボタンが押されるたびに緊張が走る、そんな凄まじい試合だった。
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最終的には、しゃがみ強キックのヒット確認などから効率よくダメージを稼いだLeshar選手が試合を制した。近距離の攻防はふ〜ど選手が優位に立ちつつも、EDの主戦場である中距離をLeshar選手が一歩リードしていたような印象である。しゃがみキック以外にも、サイコフリッカーを巡る超高速の読み合いの数々など注目ポイント目白押しの名勝負となっているので、ぜひ観戦してみてほしい試合だ。
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日本の修羅か若き新スターか。Blaz選手 VS Shuto選手の激闘に会場のボルテージもマックスに
この日、もっとも会場を驚かせたのはなんといってもBlaz選手のリュウだろう。そんな彼の試合の中で、個人的にもっとも会場を沸かせたと感じたのは日本を代表する豪鬼使いShuto選手とのマッチアップだ。
リュウ VS 豪鬼という同門対決の絵面がそもそもカッコイイというのはもちろん、それぞれトップクラスのプレイヤーの試合が両国国技館の大モニターで見られるというのが幸せだ。
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試合のほうは、開幕からBlaz選手が対空昇龍拳→レベル3スーパーアーツを決める好調な滑り出しを見せた。このシーンで素晴らしいのは、この時Blaz選手がバーンアウトしており、そのひとつ前のコンボが当たった段階でスーパーアーツを撃たなかった点。いくら倒し切れる体力ではなかったとはいえ、自身がバーンアウトしていたらスーパーアーツを撃って時間を稼ぎたくなるのがふつうだ。
そんな中で冷静に倒し切るための手段を選び、自分のバーンアウト状態をある意味エサにするような動きを見せたBlaz選手。とても15歳とは思えない、あまりにも老獪な立ち回りだ。
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そんなBlaz選手に呼応するようにShuto選手のプレイにもエンジンがかかり、最終的に2-2のフルセットまでもつれ込む。エンジン、という表現を用いたがまさしくこのふたりのプレイはさながらF1レーサーのデッドヒートに近く、信じられない反応速度でクラッシュを回避るするように、ギリギリのキャラクターコントロールで悪手を避けながら相手の行動に最大限のリアクションを返していく試合となった。
そんなデッドヒートはフルセットフルラウンドまでもつれこんだが、最後にブレーキをかけてShuto選手の無敵技をガードしたBlaz選手が勝利となった。結果がわかっていても手に汗握る試合となっているので、この試合もぜひアーカイブからチェックしてみてほしい。
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勝利後、顔色を変えずに舞台を降りていくミステリアスさも印象的なBlaz選手。本当に15歳……?
翔選手の勝利後インタビューをお届け!翔選手から見たBlaz選手の強さの秘訣は“メンタル”
本記事の締めくくりとして、試合後に行われたインタビューの模様をお届けしていきたいと思う。YouTubeチャンネル「りーさるぷらん」でもインタビューの模様は公開されているので、あわせてチェックしてみてほしい。
――表彰式にて予選の動きがよくなかったという話をされていましたが、自身も練習されていた新キャラクターの不知火舞は使用する予定はなかったのでしょうか?
翔選手
そうですね。今回はJPのみを使用すると決めていました。2キャラクターを使うとそこで迷いが生じてしまうので、今回は一本でいくという風に決めていました。不知火舞を使用するかどうかは妻とも話し合いましたし、そこでもまた少し喧嘩しちゃったんですけど、けっきょくJPに絞ったほうがいいだろうという結論になりました。
――決勝戦にはどういった気持ちで挑まれたのでしょうか?
翔選手
開催地が日本・両国国技館で、しかもほかの日本人選手が敗退してしまった中で、やっぱり日本のファンの気持ちを背負って挑んだ気持ちでした。吐きそうなくらい緊張しましたが、勝ててよかったです。
――決勝の対戦相手、Blaz選手の印象は?
翔選手
1回倒しているとはいえ、物凄い勢いがあったので正直やりたくなかったですね。ケンと豪鬼も使用できるBlaz選手ですが、勢いがあったリュウで来るということろは予想していました。ただ、勢いに付き合わない動きは得意だと思っているので、その点は意識しながら合気道のように相手の勢いを跳ね返す気持ちでプレイしました。
――ご結婚の話が壇上でありましたが、結婚生活は選手活動にどういった影響を与えましたか?
翔選手
モチベーション的な部分はそこまで変わっていないのですが、体調管理や食事面でのサポートやメンタル面でのケアをしてくれるのですごく助かっています。僕は競技だけを見ていればいい環境にしてくれたので、そこが大きいかなと思います。
――パワー不足と評価されがちなリュウをピックしたBlaz選手ですが、彼のリュウはほかのリュウ使いと比べて何か違いを感じましたか?
翔選手
リュウそのものというより、この大舞台で15歳ながらあのプレイができるというメンタル面での強さを感じました。僕がDay1~3で調子を崩していたように、練習通りのプレイが出せないのが当たり前だと思います。僕がウィナーズサイドで勝利した後も、コーチやご家族の方と話し合いをしていて、あの年齢でメンタルコントロールができているのは凄いことだと感じました。
――結婚指輪の話もありましたが、賞金の使い道は決まっていますか?
翔選手
いや~決まってないですね(笑)。別の大会で優勝したときもそうですが、意外とすぐにお金は消えちゃうので、つぎの活動資金やこの業界で勝ち続けるための何かに使いたいと思います。たとえば、食事もきちんと管理しようとするとお金がかかるので、そういうところを補強していきたいと思います。
――以前から対戦したいと話していたLeshar選手とのマッチアップについてはいかがでしたか?
翔選手
もちろん強かったですし、ストリートファイターリーグなどでの活躍から脅威に感じていました。今日は流れがよかったのと、Leshar選手の調子があまりよくなかったので何とか勝利できましたが、つぎはどうなるかわかりませんね。
――唯一敗北した相手がときど選手となりましたが、ときど選手との対戦はいかがでしたか?
翔選手
悔しいですね~(笑)。けっきょくときどさんには勝てず……。つぎに何の大会で対戦することになるかわかりませんが、勝ちたいですね。
――今回、これだけのファンが来場して非常に盛り上がった大会となりましたが、eスポーツという業界の成長についてどのように感じていますか?
翔選手
子どものころはゲームはあまりよくないイメージを持たれていましたが、僕の家庭はそこまできびしくなく、のびのびと遊ばせてもらっていました。その後、ウメハラ選手やときど選手がこの業界を盛り上げてくれたからこそ僕もプロゲーマーとして活動できているので、すごくありがたいです。ですので、今後は僕が盛り上げて行きたいと思っています。
――優勝杯を抱きしめていた姿が印象的でしたが、翔選手にとってカプコンカップとは?
翔選手
難しいですね~。個人的にはもっとも大きい大会だと思っているし、“カプコンカップ優勝”は共通の目標のひとつだと思っています。しかも、その中で日本開催となる今回優勝できたことは非常にうれしく思っています。
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リュウの可能性を見せてくれたBlaz選手。日本人選手、ファンの期待をひとりで背負いきって見せた翔選手。両者ともにいろいろな夢を見せてくれた本大会。やはり日本開催ということで、日本選手を応援する際には一体感を感じられたのはもちろん、海外選手にも温かい声援を贈る会場の暖かさがなによりも素晴らしかったと筆者は思う。
この5日間の間に思いのすべてをぶつけるカプコンカップという大会の素晴らしさを改めて実感できた。出場した全選手への敬意の念をもって、本リポートを締めくくりたいと思う。
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