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『モンスターハンター2(ドス)』が発売された日。4武器種が追加され、システム面で後の作品にも大きな影響を与えた。ラージャンも初登場【今日は何の日?】

byウワーマン

『モンスターハンター2(ドス)』が発売された日。4武器種が追加され、システム面で後の作品にも大きな影響を与えた。ラージャンも初登場【今日は何の日?】
※本記事は、2024年2月16日にアップした記事を再編集したものです。

強大な古龍種との対峙がいまも記憶に残る

 いまから19年前の2006年(平成18年)2月16日は、プレイステーション2(PS2)用『モンスターハンター2(ドス)』(以下、『MH2(ドス)』)が発売された日。
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 『MH2(ドス)』は、カプコンから発売されたハンティングアクションゲーム。いまや国内外で空前のヒットを記録するビッグタイトルにまで成長した『モンスターハンター』シリーズの4作目に当たる作品。パワーアップ版の『モンスターハンターG』や携帯型ゲーム機用の『モンスターハンター ポータブル』を挟み、ようやく登場した完全新作のナンバリング続編だった。

 かつてPC用の『モンハン』として人気を博した『モンスターハンター フロンティア』のベースとなった作品でもあったので、なじみ深い人も多いんじゃないだろうか。ちなみに、ナンバリングの“2”はスペイン語で「ドス」と発音する。

 主人公ハンターの拠点となるのはジャンボ村。プレイヤーはここでモンスターの狩猟をくり返しながら村人と交流し、村を発展させていくのがおもな目的となる。特定の条件を満たせば前作の舞台でもあるココット村へ行くことができたのも熱いポイントだった。オンラインプレイでの拠点はドンドルマの街。村よりも遥かに活気づく、とても大きな街だったし、歌姫の歌声を聴けたところも印象深い。
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 『MH2(ドス)』では昼夜と季節の概念が追加されていて、繁殖期にはモンスターが大量に繁殖していたり、寒冷期にはエサを求めてモンスターが凶暴化したりするなど、生態がより緻密に描かれていた点も特徴のひとつ。季節で採取できるアイテムに変化があったので、厳しい自然を前に打ちのめされたハンターも多かったんじゃなかろうか。

 うれしかったのはやはり新しい武器種の追加だろう。いまでも圧倒的に人気が高い“太刀”をはじめ、“狩猟笛”、“ガンランス”、“弓”が追加されている。既存武器種にも強力な大剣の溜めモーションやハンマーの頭部攻撃による気絶発生など、おなじみの仕組みが始まったのは本作からだった。

 もはや昔の操作に戻ることはできないが、当時は右スティックをさまざまな方向に入力することで攻撃をくり出していたのだから驚いてしまう。
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 当然のことながら、ハンティングを充実させてくれる新モンスターも多数追加されている。ダイミョウザザミ、ショウグンギザミ、ドスファンゴ、ババコンガ、ドドブランゴ、チャチャブーなど枚挙にいとまがないが、なかでもカテゴリーとして本作から正式に分類された“古龍種”の存在が忘れられない。筆者などは“クシャルダオラ”、“テオ・テスカトル/ナナ・テスカトリ”、“オオナズチ”と初登場古龍の名前を聞いただけで当時の狩猟シーンが思い出されるほどだ。

 オンラインにのみ登場するモンスター“シェンガオレン”、“ラージャン”、“ヤマツカミ”、“ミラボレアス(通称ミラルーツ)”なども恐ろしい存在だったのが記憶に残っている。とくにラージャンやミラルーツなんかは、装備欲しさに何度も挑み、そして何度もクエスト失敗した覚えがある。当時プレイヤーだった方々もトラウマ級の思い出が無数にあるんじゃないだろうか。
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 『MH2(ドス)』のパワーアップ版に当たる『G』は発売されていないが、2007年2月22日には本作をベースにさまざまな改良を施した『モンスターハンターポータブル 2nd』が登場。この作品をきっかけに日本中でマルチプレイアクションの大ブームが始まっていくことになる。

 シリーズ最新作は2025年2月28日に発売予定の『モンスターハンターワイルズ』。いままさに第2回オープンベータテストが実施されている最中なので、多くのハンターたちが狩りに明け暮れているのではないだろうか。発売まであとわずか。キャラメイクや武器種についてしっかり予習をしておこう。なお、対応機種はプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、Steamとなっている。
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      集計期間: 2025年03月26日14時〜2025年03月26日15時