“Steamファミリー”が正式リリース、全ユーザーが利用できるように。家族間でゲームを共有可能。子どものゲームプレイ管理なども行える

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“Steamファミリー”が正式リリース、全ユーザーが利用できるように。家族間でゲームを共有可能。子どものゲームプレイ管理なども行える
 Steamの“Steamファミリー”が全ユーザー使用可能となったことが、本日2024年9月12日にSteamニュースで発表された。
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 “Steamファミリー”は、家族に関連する新機能と既存の機能の総称。 SteamファミリーシェアリングとSteamファミリービューの両機能に代わって、家族がアクセスできるゲームとプレイ時間を1ヵ所で管理できるようになるというものだ。

 この機能を利用するには、Steamファミリーの作成が必要。作成すると最大で5人のメンバーを招待可能となり、参加したメンバーはSteamクライアント、モバイルデバイス、Webブラウザで管理することができる。Steamファミリーに参加すると、ファミリーシェアリングやペアレンタルコントロールなどが使用可能となる。

 ファミリーシェアリングでは、ファミリーメンバーが所有している共有可能なゲームを遊べるようになる。メンバーごとに自分のセーブデータの作成や、Steam実績の獲得、ワークショップファイルへのアクセスが可能になるのが特徴だ。また、ファミリーメンバーがオンラインでゲームをプレイしている場合でも、そのメンバーのライブラリにあるほかのゲームがプレイ可能。ただし、同じゲームを遊ぶ場合には人数分のゲームを購入する必要があるようだ。なお、ファミリーシェアリングの機能は
対応しているゲームのみで活用できる。

ファミリーシェアリング
  • 他ファミリーメンバーが所有している共有可能なゲームに自動的にアクセス可能
  • 他ファミリーメンバーもライブラリ内の共有可能なゲームにアクセス可能
  • 左側ゲームリストにファミリーライブラリという新しいサブセクションが表示
  • 自分のセーブデータの作成や、Steam実績の獲得、ワークショップファイルへのアクセス可能
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 ペアレンタルコントロールは、ファミリーメンバーを“大人”、“子ども”に区分けして、子どもがプレイするコンテンツや時間を管理できるというもの。子どもがどのゲームにアクセスできるかを管理したり、アクティビティを監視したりできるようだ。

ペアレンタルコントロール
  • 適切と思われるゲームへのアクセス許可
  • Steamストア、コミュニティ、フレンドチャットへのアクセス制限
  • プレイ時間制限の設定(時間単位/日単位)
  • プレイ時間レポートの確認
  • 子どもアカウントからのプレイ時間の追加または機能へのアクセス(一時的または永久的)に関するリクエストの承認または拒否
  • 子どもメンバーがパスワードを紛失した場合のアカウントの回復
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 また、子どもメンバーによる購入リクエスト機能なども用意されている。このほか詳しい機能説明はSteamニュースにて確認してほしい。
※画像はSteamより引用。
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