ゲームボーイミクロが発売された日。超小型のボディーがかわいい携帯型ゲーム機。本体の着せ替え要素をいち早く取り入れていた【今日は何の日?】

byウワーマン

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ゲームボーイミクロが発売された日。超小型のボディーがかわいい携帯型ゲーム機。本体の着せ替え要素をいち早く取り入れていた【今日は何の日?】
※本記事は、2023年9月13日にアップした記事を再編集したものです。

手のひらにすっぽり収まるミニサイズ

 いまから19年前の2005年(平成17年)9月13日は、任天堂から携帯型ゲーム機のゲームボーイミクロが発売された日。

 ゲームボーイミクロは、ゲームボーイアドバンスSPと同様にゲームボーイアドバンスの派生バージョンのひとつ。“ミクロ(micro)”という名前が示す通り、より小型化・軽量化が図られた機種となっているのが最大の特徴と言えるだろう。
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 サイズは横101ミリ×縦50ミリ×厚さ17.2ミリという非常にコンパクトなボディーで、大人の手の平にちょうど収まる程度しかない。Joy-Conの縦サイズが102ミリなので、本機を知らない人はJoy-Conを横持ちした際の横幅からイメージを膨らませると多少はわかりやすいかもしれない。重さもバッテリーパック込みで約80グラムしかなかった。とにかく携帯型ゲーム機としては衝撃的なサイズ感だったので、初めて見たゲームファンたちは驚くばかりだったのではないかな。小さいボディーゆえにかわいらしく、筆者はそこが非常に気に入っていた。

 画面も当然小さく2.0インチしかないが、バックライト付き液晶で発色は極めて鮮やか。恐らく単純な小型化自体はもっとできるのだろうが、ゲームを快適に遊べるギリギリのサイズ感が2.0インチだったのかもしれない。おかげで小さいながらもしっかりゲームが楽しめたと記憶している。

 “フェイスプレート”と呼ばれる本体前面のメタリックなプレートを交換し、好きな外観に変更できる本体の着せ替え要素をいち早く取り入れていたのも斬新だった。残念ながら交換用のフェイスプレートは発売されることなく終わってしまったのだが、当時あったポイントサービス“クラブニンテンドー”の賞品として“ファミコンIIコンバージョン”がもらえたので、ゲットしたユーザーも少なくなかったのではないだろうか。後にフェイスプレートの遺伝子を受け継いだ(?)“きせかえプレート”がNewニンテンドー3DSで登場。こちらのほうは知っている人も大勢いるはずだ。
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フェイスプレートは販売されなかったが、限定カラーの本体は発売された。こちらは『ファイナルファンタジーIV アドバンス』の同梱版。
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2005年のE3会場では、花札をイメージしたデザインも展示されていた。
 ゲームボーイミクロのオリジナルカラーバリエーションは全部で5種類。もっとも有名なのはファミコンのIコンを模したファミコンバージョンで、人気も高かったのではないだろうか。筆者が購入したのもこれだった。そのほかシルバー、ブラック、ブルー、パープルとなっていた。

 また、本機を音楽・映像プレイヤーにしてくれる周辺機器“PLAY-YAN micro”も存在。当時流行っていたiPodのように、オーディオプレイヤー代わりに使用することも可能だった。
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