【MGS5】『メタルギア ソリッド V ファントムペイン』が発売された日。オープンワールドを採用した新世代のステルスアクション。兵士を集めるフルトン回収に誰もが夢中に【今日は何の日?】

byウワーマン

更新
【MGS5】『メタルギア ソリッド V ファントムペイン』が発売された日。オープンワールドを採用した新世代のステルスアクション。兵士を集めるフルトン回収に誰もが夢中に【今日は何の日?】
※本記事は、2023年9月2日にアップした記事を再編集したものです。

9年もの長い眠りから目覚めたスネークの新たな戦い

 いまから9年前の2015年(平成27年)9月2日は、日本で『メタルギア ソリッド V ファントムペイン』が発売された日。
広告
[IMAGE]
 『メタルギア ソリッド V ファントムペイン』は、コナミデジタルエンタテインメントから発売されたステルスアクションゲーム。対応ハードはプレイステーション4(PS4)、プレイステーション3(PS3)、Xbox 360、Xbox One、PC。世界的なゲームデザイナー、小島秀夫監督が手掛けたシリーズとしてあまりにも有名だ。
[IMAGE]
 本作の前日譚にあたる『メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ』も2014年3月20日に発売されており、あまりに悲劇的な展開が当時ゲームファンのあいだで話題となっていた。本編ストーリーは、前日譚での事故により9年間にも及ぶ昏睡状態に陥ったスネークが目覚めたところからスタート。スネークは9年前に自分たちからすべてを奪った組織・サイファーへ復讐を遂げるべく、戦いに身を投じることとなる。

 『メタルギア ソリッド V』最大の特徴は、シリーズで初めてオープンワールドのマップを採用した点。マザーベースからヘリで出撃して潜入調査や破壊工作といったさまざまなミッションに挑んでいくのだが、潜入する経路の選定など攻略手順はプレイヤーの自由。オープンワールドなだけにルートの制限などはほぼなく、どこからでも潜入を試みられるのがおもしろかった。
[IMAGE][IMAGE]
 言葉を話さない女性スナイパーである“クワイエット”や通称DDこと愛犬の“ダイアモンド・ドッグ”などのバディをミッションに連れていき、協力しながら敵兵を少しずつ排除するなんてことも可能。これが非常に楽しく、筆者などは本来の目的とは関係ないのに基地の敵をひとり残らず排除していった覚えがある。移動の際に出くわした拠点の敵ですら全滅させる勢いでだ。
[IMAGE][IMAGE]
 というのも、本作では敵兵士や捕虜に小型の気球を括り付け、マザーベースへと強制的に送って仲間にできてしまうからだ。この“フルトン回収”というシステムが非常に秀逸で、仲間にした兵士たちを使って本拠地のマザーベースを拡張したり、研究開発班や諜報班、医療班などの各班にスタッフを配置してサポートを充実させたり、さらには派遣専用のミッションへ送り込んだりと、多彩な人的資源として活用できる。

 開発が進めば敵の車両や巨大なコンテナ、対空機関砲といったものまでフルトン回収が可能でミッション攻略の際の脅威の排除にも役立つという便利さ。羊などの動物を回収して飼ったりもできる。そのうえ、ほかのプレイヤーのマザーベースへ潜入して資源を奪うオンラインの“FOBミッション”も楽しめてしまうのだから筆者と同様に夢中になって回収しまくったユーザーも多いことだろう。
[IMAGE][IMAGE]
 また、本編から独立したオンライン対戦ゲームの『メタルギア オンライン』も付属していたので、なかなかに太っ腹。なお、PS3、Xbox 360版の『メタルギア ソリッド V ファントムペイン』と『メタルギア オンライン』のサービスは2022年5月31日で終了した。

 2023年10月24日には、『メタルギア』シリーズをまとめたコレクション作品第1弾 『メタルギア ソリッド: マスターコレクション Vol.1』がNintendo Switch、PS5、PS4、Xbox Series X|S、PC(Steam)向けに発売。『メタルギア ソリッド』シリーズ3作品に加え、初代
『メタルギア』、『SNAKE'S REVENGE』(スネークズリベンジ)、『メタルギア ソリッド バンドデシネ』、ゲーム内テキストが収録されたシナリオブック、デジタルサウンドトラックなどが収録されている。
      この記事を共有

      本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

      週刊ファミ通
      購入する
      電子版を購入