『ドラゴンクエストウォーク』歩んだ一歩一歩がしっかりと結果に反映される喜び。健康管理やコミュニケーションツールとしてもバッチリ【夏のおすすめゲームレビュー】

by古屋陽一

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『ドラゴンクエストウォーク』歩んだ一歩一歩がしっかりと結果に反映される喜び。健康管理やコミュニケーションツールとしてもバッチリ【夏のおすすめゲームレビュー】
 ファミ通の編集者が2024年夏のおすすめゲームを語る連載企画。今回紹介するゲームは、スクウェア・エニックスの位置情報RPG『ドラゴンクエストウォーク』です。
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※本企画は、週刊ファミ通2024年6月20日号(No.1852/2024年6月6日発売)の特集“編集者38人それぞれが選ぶいまオススメしたい38のゲーム”をWeb用に調整したものです。

古屋陽一のおすすめゲーム

『ドラゴンクエストウォーク』

【こんなところがおすすめ】
  • コツコツ歩いた結果がゲームに反映される
  • 健康にもバッチリ(なような気がする)
  • 家族のコミュニケーションツールとしても最適

家族のコミュニケーションツールとして

『ドラゴンクエストウォーク』(以下、『DQウォーク』)のサービスが開始されたのは5年前の9月12日。ちょうど東京ゲームショウの会期中で、記者は取材対応のために手がつけられず、東京ゲームショウが終わってからおもむろにアプリをダウンロードしたのを覚えている。

 記者が
『DQウォーク』を始めたきっかけは、「ドラゴンクエスト」シリーズが好きな妻に「やらない?」と誘われたから。おそらく何気ないひと言だったと思われるが、当時運動不足を気にしていた記者が、健康にもよさそうということで乗り気になり、以降5年間ほぼ毎日アプリを立ち上げている(サービスインしていない海外への出張時は除く)。ここまで継続できた理由としては、歩んだ一歩一歩がしっかりと結果に反映されるというゲーム性が、コツコツと物事を進めるのが好きな自分に合っているからだと(自分で言うのもなんですが……)、なんとなく思っている。

 また、フラフラするのも好きな記者にとっては、各地に行くともらえるおみやげも楽しみのひとつで、このおみやげ目当てで旅行したケースもけっこうあった。そう言えば、この原稿を書いていてふと気付いたのだが、
『DQウォーク』を始めて以降、一回も風邪になったことがない。健康にも効果的なのかも。

 さて、
『DQウォーク』が配信されてからの5年間で、世間的に大きかった出来事と言えばやはりコロナ禍。思うように外出できない時期もあったり、ときにふさぎ込みがちにもなったりしたわけだが、そんなときに心の支えになったのが『DQウォーク』

 モンスターを求めてのんびり街歩きをするのは、何とも癒やしのひとときだった。そして格段に増えたのが妻との会話。休みの日ともなると、スマホ片手に外出してとりとめもない会話をしたり、そのまま一時間かけて飲食店がたくさんある最寄り駅まで歩いていって、ビールを飲みながらランチをしたり。おみやげ目当ての遠出もけっこうした。さながら、
『DQウォーク』は夫婦円満の秘訣のひとつみたいな感じに……。

 ちなみに、最近
『DQウォーク』を始めた息子が旅行先で入手したおみやげを送ってくれるのが妙にうれしかったりもする。というわけで、今日もふらふらと街を歩くのだ。
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