古屋陽一のおすすめゲーム
『ドラゴンクエストウォーク』
- 対応ハード:iOS、Android
- 発売日:2019年9月12日配信
- メーカー:スクウェア・エニックス
- 価格:基本プレイ無料(アイテム課金制)
- 『ドラゴンクエストウォーク』公式サイト
- コツコツ歩いた結果がゲームに反映される
- 健康にもバッチリ(なような気がする)
- 家族のコミュニケーションツールとしても最適
家族のコミュニケーションツールとして
記者が『DQウォーク』を始めたきっかけは、「ドラゴンクエスト」シリーズが好きな妻に「やらない?」と誘われたから。おそらく何気ないひと言だったと思われるが、当時運動不足を気にしていた記者が、健康にもよさそうということで乗り気になり、以降5年間ほぼ毎日アプリを立ち上げている(サービスインしていない海外への出張時は除く)。ここまで継続できた理由としては、歩んだ一歩一歩がしっかりと結果に反映されるというゲーム性が、コツコツと物事を進めるのが好きな自分に合っているからだと(自分で言うのもなんですが……)、なんとなく思っている。
また、フラフラするのも好きな記者にとっては、各地に行くともらえるおみやげも楽しみのひとつで、このおみやげ目当てで旅行したケースもけっこうあった。そう言えば、この原稿を書いていてふと気付いたのだが、『DQウォーク』を始めて以降、一回も風邪になったことがない。健康にも効果的なのかも。
さて、『DQウォーク』が配信されてからの5年間で、世間的に大きかった出来事と言えばやはりコロナ禍。思うように外出できない時期もあったり、ときにふさぎ込みがちにもなったりしたわけだが、そんなときに心の支えになったのが『DQウォーク』。
モンスターを求めてのんびり街歩きをするのは、何とも癒やしのひとときだった。そして格段に増えたのが妻との会話。休みの日ともなると、スマホ片手に外出してとりとめもない会話をしたり、そのまま一時間かけて飲食店がたくさんある最寄り駅まで歩いていって、ビールを飲みながらランチをしたり。おみやげ目当ての遠出もけっこうした。さながら、『DQウォーク』は夫婦円満の秘訣のひとつみたいな感じに……。
ちなみに、最近『DQウォーク』を始めた息子が旅行先で入手したおみやげを送ってくれるのが妙にうれしかったりもする。というわけで、今日もふらふらと街を歩くのだ。