オープンに先駆けて実施された内覧会に参加し、そちらで撮影した多数の展示物を速報リポート形式で紹介しよう。
倉庫の奥で30年間眠っていた極秘資料が解禁
展示されるのは“倉庫の奥で約30年間、大切に保存されていた『MOTHER2』の開発資料(作品に最終的に結実した、たくさんのクリエイティブの記録)”……とのことで、開発最初期の自由な構想のメモ、イメージを定着させるためのラフスケッチ、未完成な物語の流れをまとめたフローチャート、カラープリントされたドット絵、データ領域の管理表、修正事項のリスト、手書きのセリフなど、ファンにはたまらない貴重な資料がずらり!
また、発売当時のソフトの取扱説明書に掲載されていた、立体モデルのオリジナル粘土フィギュアも展示されており、こちらも話題になることが予想される。
壁一面の紙資料&粘土フィギュアは圧巻
続いてのスペースでは、ネスと行動をともにする3人の仲間たちとマップ、そして、どせいさんにクローズアップしたコーナーが展開。
3人の仲間(ジェフ、ポーラ、プー)は、それぞれ粘土フィギュアと設定資料が展示され、どせいさんはスケッチ→イラスト→ドット絵と、デザイン確定までの流れが順を追って確認できるように展示されているのがおもしろい!
フィギュアの隣りには、大山氏によるスケッチも展示されているので、そちらとフィギュアを見比べつつ、デザインの細かな違いを見つけ出す……といった遊びもできそうだ。
ついつい集めたくなる……激レアアイテムも発売!
Tシャツや永久紙ぶくろ(ポリエステル100%の軽くて丈夫なバッグ)、大小さまざまなサイズのタオルには、それぞれドット絵のキャラクターたちと30周年記念のロゴが描かれていて、それらを着たり、ふつうに使っていたりするだけでも、しっかりとアニバーサリーをアピールできるデザインになっている。
『MOTHER2』のひみつ。
- 会期:2024年8月1日(木)~2024年9月8日(日)
- 時間:11:00~20:00(19:30最終入場)
- 場所:渋谷PARCO 8階“ほぼ日曜日”渋谷区宇田川町15-1
- 入場料:1500円