『スーパーモンキーボール バナナランブル』で爆弾魔の才能に気付くなんて思わなかった。本当に思わなかった。16人オンライン対戦“バトルモード”にて。

『スーパーモンキーボール バナナランブル』で爆弾魔の才能に気付くなんて思わなかった。本当に思わなかった。16人オンライン対戦“バトルモード”にて。
 パーティーゲームを遊びたい。みんなでわいわい騒ぎたい。そんな希望を抱いた僕らにはこれがある。最大16人で楽しめる『スーパーモンキーボール バナナランブル』が!

 ということで、ファミ通.com編集者のミス・ユースケはライターのソムタム田井といっしょにセガにやってきた。
海外メディアの集まる体験会があると聞きつけ、参加させてもらったのだ。
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この記事はセガ『スーパーモンキーボール バナナランブル』の提供でお送りします。
 だって大人数を集めようとすると時間がかかる。一刻も早くゲームを遊びたいわけで、それならライドオンさせてもらったほうが手っ取り早い。“セガに我がままを言って席を用意してもらう”という厚顔無恥さは必要だが、ゲームを遊びたい欲と比べたらそんなものはなきに等しい。

 同行したライターのソムタム田井は「そういう力技あるんですね」と感心していた。
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「さすがに迷惑だったかな」と冷静になる時間もありました。控え室で待っている背中から反省が見える。なお、同行しているソムタム田井はカメラマン兼任なので写真がありません。
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わいわいしている現場。

ソムタム田井

ファミ通などで記事を書くゲームライター。今回はカメラマンとして参加。

ミス・ユースケ

ファミ通.comの編集者。この写真は真剣過ぎて目がバキバキになっているところ。

かわいい顔してストロングスタイル

 ここからこの記事ではミス・ユースケとソムタム田井が体験会の思い出を語る予定だ(体験会はすごく楽しかった。よく叫んだ)。その前に『スーパーモンキーボール バナナランブル』の説明をしておきたい。
  • ボールに入ったおサルがかわいい。
  • 転がると楽しい。
 以上である。
田井
 小っちゃい子にお遊戯会の説明してます?
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 これくらい知っておけば十分というのが本作の魅力のひとつ。キャラクターたちはみんな透明なボールに入っていて、転がってゴールを目指したり、ぶつかってライバルを妨害したりする。

 ボールは急に止まれない。慣性がつくから操作はままならなくて、それがまたおもしろい。ままならない人が最大で16人も集まるからさらに場が混乱して、次第に笑えてくる。

ユースケ
 要するに不自由を楽しむゲームなんですよ、きっと。

田井
 急にうまいこと風に言うのやめてください。読者に向けた説明が足りない。
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 ソムタム田井は『スーパーモンキーボール バナナランブル』を何度か取材しているが、ミス・ユースケはこのときが初体験。いろいろ教えてもらった。

田井
 ソロプレイ用の“アドベンチャーモード”があって、これはストーリーに沿ってワールドを攻略していきます。ひとつのワールドは10ステージで構成。

 アドベンチャーモードでは各種のギミックがおサルたちを待ち構える。シンプルに操作テクニックが必要なものもあれば、仕掛けを動かす順番を考えたり頭を使うものも。突破できると気持ちいい。

ユースケ
 パズルゲームみたいにじっくり考えるんですか?

田井
 いや、悩むよりとりあえず突っ込んだ方がいいです。

ユースケ
 突然のストロングスタイル。
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 フォールアウト(コースアウト)するとスタート地点からやり直しになるが、トライ&エラーでがんがん行った方がいい。時間制限もあるが臆するな。「考えるな、感じろ」みたいな話だろうか。

ユースケ
 体験会に参加したとき、練習も兼ねてアドベンチャーモードを遊んで、バトルモードで敵をしばこうと思ったわけです。

田井
 言い方。
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体験会ではプロデューサーの鈴木信宏さん(左)とメインプランナーの畑中智貴さん(右)がゲームの解説をしてくれた。
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そのときのミス・ユースケ。
田井
 話を聞きなさいって。

ユースケ
 待ちきれなくて。正直に言うと「説明の時間、早く終わらないかな」と思ってました。

 セガの広報担当さんは「そこまで楽しみにしていただいて、ありがとうございます」と笑っていた。せっかく招待してくれたメーカーさんに気を遣わせないでほしい。

 ただの失礼なやつみたいになっているが、言い訳をするとこの体験会は2部構成。第1部で全体の取材をさせてもらったので、第2部はゲームに集中しますと伝えていた。ゲームと真剣に向き合っているとご理解いただけますと幸いです。信じてください。
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失敗して「いー!」となっている。楽しそうですね。

バトルモードを遊ぼう。たくさん遊ぼう。

 さて、ここからが本題だ。『スーパーモンキーボール バナナランブル』には16人でオンライン対戦を楽しめる“バトルモード”が実装されている。

 画面を2分割してオフラインで顔を合わせて遊ぶのもいいが、オンラインなら世界中のプレイヤーと対戦可能。マッチに参加してもいいし、部屋を作ってパスワードを発行すれば特定のプレイヤーと遊べる。

田井
 (2024年6月25日の)発売時点で遊べるルールは5つ。ステージは15種類。今後もアップデートで追加されていくようです。

ユースケ
 まじめな紹介だ。

田井
 はい。読者にちゃんと『スーパーモンキーボール バナナランブル』を説明したいという強い意思があります。

レース:無理なショートカット狙いで自爆

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田井
 最初に遊んだモードは“レース”でした。

ユースケ
 これは説明不要ですね。ほかの人より早くゴールしたら勝ち。
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田井
 家でゲームしてるときの顔じゃん。

ユースケ
 「やったぜ!」とか「ちくしょー!!」みたいなリアクションをする暇がないくらい夢中になったってこと。

田井
 ちゃんと取材をしてくれ。
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お前んちか?
 “レース”で走破するコースはかなり長く、体感でアドベンチャーモードの数ステージ分といったところ。高低差があったりジャンプで崖を飛び越えたり、ギミックが多くてずっと忙しく、半笑いであわあわしながら遊んでしまう。
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 海外メディアのみなさんのリアクションも似ていた。大げさに「Yearー!」とか叫ばれたら仕込みを疑うがそんなことはなく、「Oh……」なんて呟きながら遊んでいる人が多かった。無理に作られた空気がなくて居心地がいい。

田井
 着眼点が枯れ過ぎじゃない?

ユースケ
 だってそこがいいと思ったんだもん。
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プライバシーに配慮して顔をぼかしていますが、にこにこ楽しそうに遊んでいる海外メディアの方。楽しそうな人を見ると気分がいい。
田井
 もっとゲーム的なことも書きましょうよ。狭いルートもあるので押し合いが重要。ウエイト(重さ)の大きいおサルを使うと、妨害をあまり気にせず直進できます。

ユースケ
 そういえば体験会では7キャラ使えましたよね。人から押されて耐えるという発想がないので(※)、見た目で‟パレット”を選んだりしていました。
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パレットが好きなようで、スマホに写真が残っていた。かわいい。
※ミス・ユースケは人並外れて軽量小型なので、押されたら受け入れるように生きている。力に逆らうと骨が折れてしまうため。
田井
 なんでゲーム的な視点がガバガバなんですか。

ユースケ
 僕は見た目で使用キャラを選ぶタイプなので。
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なお、16人中14位でした。
ユースケ
 ショートカットの一発逆転狙いでフォールアウト(コースアウト)しまくったのが敗因。

田井
 レースゲームにいちばん向かないタイプだ。

バナナコレクター:バナナを集めていると次第に笑えてくる

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田井
 “バナナコレクター”もシンプルでいいですよね。制限時間内にたくさんバナナを集めたら勝ち。

 バナナはコース内に設置されているほか、空からも降ってくる。バナナを降らせる雲の位置はマーカーで表示されるため、先読みとポジション確保が重要だ。ウエイトの重いおサルでホットスポットを陣取る作戦も有効だろう。

ユースケ
 空から大好きなバナナが降って来る。おサルたちは飢えを心配しなくて済む。いいことですね。

田井
 そういう風に感情移入して遊ぶゲームじゃないと思うんだよな。
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田井
 今回遊んだマップは高低差がありましたよね。基本的には上の方がバナナを集めやすいです。木を隠すなら森の中、バナナを集めるなら上の方。

ユースケ
 格言みたいに言ってるけど、例えがめちゃくちゃ下手。

 とはいえ、上層が有利というのはおそらく事実。スタート地点はランダムなので運にも影響されるが、まずは上を目指すのが常套手段である。こんなこともあるので。
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ユースケ
 バナナの豪雨だ!

 フィーバータイムになるとおもしろいほどのバナナが降って来るのだ。当然、上層の方がバナナを集めやすく、獲り合いも白熱。ゲーム内のギミックと言えばそれまでなのだが、妙に景気がよくて笑ってしまう。

 この辺りから、やや大人しかった各地域のメディア関係者も声を上げるようになってきた。人は大量のバナナが降ってくると笑うしかないのである。
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降ってくるバナナに気を取られて最下位に。あまりの才能のなさに愕然とし、いったんコントローラーを置くミス・ユースケ。

ボムパニック:急に才能が開花

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田井
 爆弾をなすりつけるゲームです。

ユースケ
 無実の人に?

田井
 違います。

 急にドラマティックな話が始まったと思ったら、バトルモードのひとつ“ボムパニック”の話である。

田井
 半分は爆弾を持った状態でスタートするんですけど、持ってない人に近づくと爆弾を渡せるんですよ。で、タイムアップ時に爆弾を持っていなかったらセーフ。

 相変わらず基本ルールはシンプル。バナナコレクターはバナナに突進したが、このボムパニックでは爆弾を持っていない人に突進すればいいのだ。セーフだとポイントが加算され、第5ラウンド終了時に累計ポイントで順位が決まる。

田井
 爆弾は時限式で、ラウンド開始から約15秒で爆発。早く渡し過ぎると終盤にまた爆弾が戻ってくるかもしれない。ぎりぎりを攻めるチキンレースとも言えますね。
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自撮り写真があった。目がまじ。
ユースケ
 これ興奮したんですよー。爆弾を持って疾走するスリル。夢中になり過ぎて目が血走っていたかもしれない。

田井
 その話には深入りしないほうがよさそうなので流しますけど、海外の方も大盛り上がりでした。ほかの席からもぎゃーぎゃー声が聞こえてきてすごくよかった。
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爆弾で吹っ飛んで花火になるライバルを見てウッキウキのおサル。どういう感情?
ユースケ
 僕、アクションゲームはあまりうまくないんですよ。でもボムパニックは得意でした。出だしから4連勝。最後は記事用にいろいろ操作を試していたら負けたけど、ふつうにやったら勝てたんじゃないかな。最終結果は2位。何でだろう。

田井
 担当編集者に爆弾魔の才能があるって嫌ですね。

ロボブレイカー:がんがんぶつかるのは気持ちいい

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動画の録画に失敗していたため、セガから提供していただいた。助かりました。
田井
 個人戦じゃなくてチーム戦ですね。2チームに分かれ、マップ内のロボを体当たりでぶっ壊していくという。

ユースケ
 これはもう完全にアクションゲームでした。盛り上がる。

 ロボには大小さまざまな種類があって、でかいほど得点アップ。終盤に出現するゴールデンロボは一発逆転を狙えるほど高得点なので、徐々に熱を帯びていく感じがいい。
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ユースケ
 やってて気付いたんですけど、入射角をコントロールできたらよくないですか?

 体当たりスピードが速いほどロボへのダメージ(得点)が高いのだ。でかいロボの横には強制的にその方向に爆速ダッシュする床(スピードプレート)が敷かれているので、これを自在に踏みたい。
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これ。
田井
 だったら“スピンダッシュ”がいいですね。

ユースケ
 ス、スピンダッシュ? ……それはいったい……(ごくり)。

田井
 あ、そこまで重たい話じゃないです。


 スピンダッシュは一定時間パワーを溜めて急加速するアクション。急に真横にツッコんだりでき、上り坂で使えば大ジャンプも可能。縦横無尽にマップを駆け回り、がんがんぶつかるのは気持ちいい。

ゴールハント:これが正解なのか

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ユースケ
 個人的には!

田井
 びっくりした。

ユースケ
 これが「『スーパーモンキーボール バナナランブル』バトルモードの答え」だと思いました。

田井
 いやいや平等に紹介しましょうよ。どれも楽しいんですから。

ユースケ
 いいんですか!? 広告タイアップという空気に呑まれて本当の自分を見失っても本当にいいんですか!?

田井
 広告は大事だけど、そのテンションで作る人は怖すぎる。
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みんな楽しそうに遊んでたけども。
田井
 でも言わんとしていることはわかります。わちゃわちゃ感とスピード感のバランスがよかったんですよね。

 ゴールハントもチーム戦だ。ステージに並ぶゴールゲートをくぐると得点が入り、それを時間いっぱいまでくり返すというのが基本ルールである。

 今回遊んだステージ‟ハーベストスライダー”は短めの直線構造。奥に向かってきつく傾斜しているためスピードが落ちず、障害物は並んでいるがそれでもたつくこともない。
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ユースケ
 こういうアクションゲームで思った通りに動かせないのはストレスじゃないですか。でもゴールハントはさくさく進んでいく。何と言うか、風を感じました。

田井
 クリエイターさんの意図以上の何かを勝手に感じ取ってるんだと思いますけど、楽しかったのならいいことだと思います。
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田井
 くぐったゴールは自チームの色に変わって、そこにまた入ると高得点。チームメイトとの協力がうまくいくとうれしいですよね。

 試合終了後にはゴールの色に応じてボーナスも入るので、広く自チームのゴールを増やすか狙ったゴールを何度もくぐるか、戦略性も高い。

ユースケ
 みんな声を上げてましたね。アイテムを使って敵を妨害したり作戦を練ったり。でもまあ、そんなことを考えずにわーわー遊んだらいいか。

パーティーゲームをみんなで遊んだら楽しいに決まってる

 基本操作がシンプルで丁寧に作られているパーティーゲームを大人数で遊ぶ。そんなのおもしろいに決まっている。当たり前を確認するような時間だった。

 最初は冷静だった各地域のメディアのみなさんも、ゲームをこなすごとに熱を帯びていく。そして流れる朗らかな空気。たまに聞こえる悔しがる声。わかるわかる。ぎりぎりで負けると悔しいよね。

 頭をからっぽにしてゲラゲラ笑いながら遊べるオンラインゲームは、1本持っていていいと思う。
『スーパーモンキーボール バナナランブル』は2024年6月25日発売。いかがです?
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鈴木信宏プロデューサーが主人公アイアイに慈しみの眼差しを向けている写真もありました。
田井
 そういえば、取材は私に任せてもらってもよかったと思うんですけど、ユースケさんはどうして現場に?

ユースケ
 主人公のおサルの名前は“アイアイ”じゃないですか。知人の奥さんの本名が“あいあい”なので縁を感じまして。

 「縁(円)は大事にしたいですよね。
『スーパーモンキーボール バナナランブル』は球ですが」とのこと。やかましわ。
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