『デビルサバイバー2』が発売された日。世界の終末まで、あと7日。シリーズ第2弾は謎の侵略者“セプテントリオン”との戦いを描く【今日は何の日?】

byカワチ

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『デビルサバイバー2』が発売された日。世界の終末まで、あと7日。シリーズ第2弾は謎の侵略者“セプテントリオン”との戦いを描く【今日は何の日?】
※本記事は、2023年7月28日にアップした記事を再編集したものです。

TVアニメにもなった人気作

 いまから13年前の2011年(平成23年)7月28日は、ニンテンドーDSで『デビルサバイバー2』が発売された日。
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 本作は『真・女神転生』の流れを汲むシミュレーションRPGシリーズの続編。前作の『女神異聞録デビルサバイバー』というタイトルから“女神異聞録”の文字がなくなってシンプルになりました。

 キャラクターデザインは前作に続いてヤスダスズヒト氏で、敵となる侵略者デザインには
『ぼくらの』で知られる鬼頭莫宏氏、BGMには『サガ』シリーズでおなじみの伊藤賢治氏が起用されています。
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 作品のテーマは踏襲しつつも、ストーリーは一新。悪魔と謎の侵略者である“セプテントリオン”が出現し、未曾有の大災害に見舞われた極限状態の日本を舞台に、悪魔と契約して力を得た13人の“悪魔使い”の戦いが描かれています。前作は隔離された東京が舞台でしたが、本作では日本全土が舞台に。大阪や名古屋も登場し、スケールがアップしました。

 また、前作は“COMP”の能力で人の余命を調べることができましたが、本作は近い未来に死んでしまう人物の死亡シーンを配信する死に顔サイト“ニカイア”が登場。主人公の行動によって死の運命を変えることができます。前作は余命が文字で表示されるだけだったので、死亡シーンがわかるようになった本作は緊張感が増しました。アドベンチャーパートで時計のマークが付いたイベントを選択すると時間が経過するので、どの選択をして誰のもとに向かうのか非常に迷います。
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 本作には“縁(えにし)システム”という新要素が追加されており、絆を深めた仲間は戦闘で役立つ能力を獲得します。そのため、仲よくなれるような選択肢の選びかたも重要でした。

 また、
『真・女神転生』シリーズらしく後半では思想の異なる仲間と対立することに。誰と運命を共にするか、それとも特定の思想を持たずにひとりで生きるのか……とても悩まされます。
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 ゲーム部分はマッカで悪魔を競り落とす“デビルオークション”などの好評だったシステムはそのままに、登場悪魔数が約2倍になるなどパワーアップ。スキルの数も増えてやり込みがいも大きくアップしました。

 注目は侵略者“セプテントリオン”との戦い。マップ全体を巻き込む範囲攻撃をしてきたり、攻撃するたびに分裂をしたりと、セプテントリオンはどれも圧倒的な力を持っています。行動パターンをきちんと理解していないと簡単に全滅してしまうほどの強敵で、その存在はインパクトがありました。
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 2013年には『DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION』としてアニメ化。主人公が最初から強力な白虎と契約していたりとオリジナル展開も多く、新鮮に楽しめました。「アニメでは悪魔合体は登場しないのかな」と思っていましたが、最終回でまさかの……。「このアツい展開がやりたかったのか!!!!」とめちゃくちゃ興奮しました。なお、アニメ監督の岸誠二氏と脚本家の上江洲誠氏の本『世界を変えるアニメの作り方』には本アニメの制作秘話とぶっちゃけ話が満載。おもしろいのでぜひチェックしてみてください。

 また、本作は2015年1月29日にニンテンドー3DSで『デビルサバイバー2 ブレイクレコード』としてリメイクされました。新シナリオ“トリアングルム”編が追加されているので、いまから遊ぶならこの3DS版がおすすめです。
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