2013年10月24日に発売予定のプレイステーション3用ソフト『ブレイブルー クロノファンタズマ』。このサイトでは、10月の発売に向けて本作の最新情報やスタッフインタビューなどを随時更新していく予定だ。本作が気になる人は、コマメにチェックしてほしい。
アークシステムワークスが誇る人気2D対戦格闘ゲーム『ブレイブルー』シリーズの最新作。本作では、物語の舞台が前作までの“第十三階層都市カグツチ”から“連合階層都市イカルガ”へ移されているぞ。これにともない、複数の新キャラクターが追加。さらに、キャラクターの能力を強化する“オーバードライブ”など、多数の新バトルシステムが導入されている。
2012年11月より稼動中のアーケード版には、バレット、アマネ、アズラエル、イザヨイという4人の新キャラクターが登場。さらに、プレイステーション3版には、カグラ=ムツキとユウキ=テルミという新キャラクターの追加が発表されているぞ。
「完全新作として制作する」という森プロデューサーの言葉通り、ゲームスピードの高速化やゲームバランスの調整に加え、バトルシステムが一新。キャラクターの能力を強化する“オーバードライブ”や相手のガードを崩す“クラッシュトリガー”などが加わり、戦略の幅が大きく広がっているのだ。
↑→大ダメージが期待できるオーバードライブやクラッシュトリガーを駆使すれば、危機的状況からの一発逆転も狙えるぞ。
アドベンチャーゲームのように楽しめるストーリーモード。壮大かつ緻密な世界設定が織りなすシナリオは、格闘ゲームファンだけではなく、さまざまな人から支持されている。そんなストーリーモードの舞台が、本作からイカルガへと移行され、ファンの注目を集めている。ここでは、シリーズ作品のストーリー概要を紹介するとともに、『ブレイブルー』の世界のおもな出来事を年表にまとめてみたぞ。
人類と黒き獣の戦いが勃発。“六英雄”が培った“術式”の力により、人類が黒き獣を打ち倒す。しかし、黒き獣を構成していた“魔素”が拡散。人類は魔素から逃れるため、“階層都市”を築き高所へ移住。混乱の中、“世界虚空情報統制機構”によって人類は急速に復興を遂げる。
独立を宣言したイカルガ連邦と統制機構の戦争が勃発。人類史上で初めて、人間どうしの戦いに術式が用いられた。統制機構の猛攻により、イカルガ連邦は壊滅。
第一三階層都市“カグツチ”にラグナ=ザ=ブラッドエッジが現れる。
“あらゆる可能性”に従っていくつもの異なる歴史と結果が生まれる。最後の可能性において、結末が“確立事象”として安定し、歴史が確定する。
真の敵を討つため、ラグナは連合階層都市イカルガへ向かう。
黒き獣の誕生を契機として、『ブレイブルー』の世界は2200年1月1日より先へ歴史が進まないように、“タカマガハラ”と呼ばれるシステムに管理されてループしていた。しかし、ループの中に生まれる小さな歪が積み重なり、“最後のループ”でノエルがラグナを救出。そして、レイチェルの活躍によって世界が2200年へと時を進める。このとき、ノエルが“真の蒼”の継承者として覚醒。テルミも復活を果たす。
テルミの目論みを阻止しようとするラグナを始めとした、運命に翻弄される者たちのあらゆる可能性により、さまざまな歴史と結果が生まれる。そして、最後の可能性において、ラグナはテルミを倒してノエルを救い出す。しかし、それらはすべて統制機構の主である帝の思惑通りだった……。
2200年1月。ループ世界が終焉(しゅうえん)を迎えてから1週間後。“窯”を破壊し、一定の目的を遂げたラグナ。
しかし、彼の本当の目的はいまだ遂げられてはいなかった。それは復活を果たした真の敵“テルミ”を討つこと。
“テルミ”は、真の蒼の継承者でマスターユニット“アマテラス”を認識できる“ノエル”を誘拐。憎しみを増幅させることで“神殺しの剣クサナギ(μ -No.12-)”を覚醒させる。
ラグナは己の身体の一部を犠牲にしてノエルを救い出すが、それもすべてはテルミの企み通り。この隙を突いて、テルミはタカマガハラを無力化してしまう。
すべては彼らの――統制機構の主である帝の思惑通りだった。後日、失われた身体の一部を“ココノエ”により取り戻すと、ラグナは連合階層都市イカルガへ向かうため、再び旅に出た。そこで待ち受ける“刻の幻影”(クロノファンタズマ)の存在を知ることなく……。
© ARC SYSTEM WORKS ※画面は開発中のものです。