『ガンスリンガー ストラトス3』ストラトス通信｜ファミ通.com

　こんばんわ、しんのすけです。。。今日は『ガンスト』シリーズの主人公・風澄徹を演じる阿部敦さんが登場！　ご自身も相当、本作をやり込んでいるということで、役の演じかたからゲームの楽しみかたまで、幅広い話題でお届けします～。

▲風澄徹役の阿部敦さん。手にしているのは、『ガンスト3』特製うまい棒です。運命を感じる……。

――本日はよろしくお願いします。まず、阿部さんが演じられている風澄徹くんというキャラクターのことを、改めてお聞かせください。

阿部　風澄は、非常にまじめで責任感があって。生きるためには、ある意味狡猾にもなるキャラクターで、自分自身で嫌悪している部分もあるのかなって演じながら感じています。ただ、僕としては人として尊敬できるキャラクターだと思います。あと、けっこう無理をするので、そこは鏡華がうまくサポートしてくれたらなと（笑）。

――長年、風澄を演じてきて、ご自身の中で、風澄というキャラクターが変わっていく……ということはあったのでしょうか？

阿部　第一印象からそんなに変わっていないかなぁ。ただ、初代『ガンスト』から『ガンスト2』で、参戦キャラクターが増えたりしているので、新たな人間関係や新キャラクターに対する話しかけかたなど、演技の引き出しは広がっていると思います。印象的なのは、九美ちゃんや実験体07号に対するセリフですね。風澄は、フロンティアSの世界では“バスティアン”という孤児たちを保護する自警団のリーダーなので、小さな子どもに対して、攻めにくさや申し訳なさがあるので。そういう意味では、『ガンスト3』でもキャラクターが増えているので、演技の幅という意味では風澄は変わっていっていますね。

――風澄を取り巻く世界が広がったからこその変化だと。

阿部　演技に一本芯を通したいと思っていて。風澄は誰よりも真面目ですし、その真面目さが前面に出るキャラクターなので。そういう人物だからこそ、小さな変化がセリフに出るので、ふだんはパリっとした人間という部分を意識しています。

――アーケードの作品を演じるに当たり、意識したことなどありましたか？

阿部　アーケードの作品では、声を張るようにしています。ゲームセンターはほかのゲームの音などがあって賑やかな場所なので、お芝居を大きくするというか。風澄は、ふつうだったら声を張らないというか、真面目で大人しい系のキャラクターだと思いますが、あえて声を張っています。遊んでくれる方も、楽しくプレイしたいと思うので、テンションを上げてますね。

――阿部さんは、『ガンスト』のプレイヤーとしても知られていますが、どのような経緯でゲームセンターに通われるようになったんですか？

阿部　もともとアーケードの格闘ゲームが好きで、小学生のころからゲームセンターにはよく通ってました。格闘ゲームのほかに、ガンシューティングもよくプレイしていたので、『ガンスト』のお仕事がいただけたのかなって思います。『ガンスト』に声優として参加してから、再びゲームセンターに通うようになりました。

――相当、やり込んでますよね（笑）。それでは、阿部さんが考える『ガンスト』シリーズの魅力を教えてください。

阿部　チーム戦も『ガンスト』の魅力なのですが、単純に撃つのが楽しい……というところが大きいですね。ですから、支援系のキャラクターよりも、茉莉のような前衛系のキャラクターを好んで使っています。

――茉莉のほかには、誰を使っているのですか？

阿部　リカルド、風澄、鏡磨、草陰、主水あたりですかね。やっぱり前衛キャラクターが多い（笑）。

――確かに（笑）。話は変わりますが、『ガンスト3』から始める人に向けてアドバイスを送るとしたら、どのようなアドバイスをされますか？

阿部　操作形態が特殊なゲームなので、まずは操作に慣れることが大事だと思います。あとは歩かない。とりあえずダッシュするのが重要かなあ。もちろん、攻撃を当てることも重要ですが、まずは移動関係の操作を覚えたほうがいいですね。初めて使うキャラクターは、ゲームの基本が詰まっている風澄がオススメです！（笑）

――阿部さんが本作をプレイしていて、「自分、成長したな」と感じるポイントってどこでしたか？

阿部　キャラクターとWPの相性があるので、そこを理解して動けるようになったときですかね。あとは、『ガンスト2』から起爆式のグレネードランチャーを使い始めましたが、起爆のタイミングがわかって、読み通りに当たった瞬間ですね。

――ありがとうございます。では、ここからは『ガンスト3』のお話しをお聞きできればと思います。新たに3人のオードナーが参戦しますが、彼らの印象をお聞かせください。

阿部　プロモーションビデオがレミーの視点で進むので、3人のオードナーは悪者っぽく映ってしまうんですが、キャラクターを見ていると悪役っぽくないというのが、第一印象です。性能面では、アルゴーは動きがおもしろいですよね。慣れるまではたいへんそうですが、ずっと動いていられますし、着地の硬直も少ないので。バンもおもしろそう。地上の動きがすごく早いのが特徴だと思うので。キャシーは見ていてかわいいですよね。新ヒロインが来たなっと思いました（笑）。

――遠距離ボイスチャットはいかがでしたか？

阿部　イベントで体験しましたが、本当にすぐそばでプレイしているような感覚で楽しめたので、画期的なシステムだと思いました。

――そのほか、『ガンスト3』をプレイしてどのような印象を持ちましたか？

阿部　グラフィックがとても綺麗でしたし、ゲームスピードが上がっていたなと感じました。ますます爽快感が増したなと。

――ちなみに、「風澄にこんな武器が欲しい！」という要望はありますか？（笑）

阿部　マグナムが欲しいです。単発でダウンを取れる武器がないので。ハンドガンだと、ジョナサンを相手にするのがきついので。鏡磨とどう差別化するのか……という問題はあるかもしれませんが、スクエニさんぜひ検討してください（笑）。

――新たな風澄の可能性が（笑）。『ガンスト3』で印象に残っている台詞や、収録中のエピソードなどがありましたらお聞かせください。

阿部　“各キャラクターのセリフを風澄で言う”というものがありまして。収録していておもしろかったですし、どこで使うのか興味あります。九美のオペレーションボイスも風澄バージョンを録っていますので、ユーザーさんが選べたらおもしろいですよね。実際はどう使うのか知りませんけど（笑）。

――収録はどれくらいの期間をかけて行っているのですか？

阿部　『ガンスト3』は2日に分けて収録しました。セリフと戦闘ボイス、あとはチャットボイスを。『ガンスト2』のときの収録もそうでしたが、あまり長尺のセリフもないので、スムーズに収録できました。

――それでは最後に、『ガンスト3』の稼動を楽しみにしているユーザーさんにメッセージをお願いします。

阿部　非常におもしろいゲームに仕上がっていると思いますし、ボイスチャットなどもあるので、僕が演じたキャラクターといっしょに『ガンスト3』も愛してもらえるとうれしいです。もちろん、僕も『ガンスト3』は遊び続けますよ。ゲームセンターではひとりで黙々とプレイしていることが多いので、もしかしたら声をかけにくいかもしれませんが、誘っていただければいっしょにバーストもさせていただきますので、皆で楽しみましょう！

　阿部さんありがとうございました！　明日の更新では、竜胆しづね役の植田佳奈さんが登場します。。。こちらもお楽しみに！！

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