2022年2月25日発売予定の『ELDEN RING』(エルデンリング)。いよいよ発売まであと1週間となったいま、いざ“狭間の地”に降り立つ際に覚えておくと便利な知識を伝授する。本記事では、戦闘に焦点を当てて情報をお伝えしよう。

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立ち回りで押さえておくべきポイント


 プレイヤーを待ち受けるのは、数多の敵との戦闘だ。近接武器と盾、遠距離武器、魔術と祈祷、そしてアイテムを駆使して戦うことになる。武器は左右の手にそれぞれ装備でき、モーションや射程を考慮しながら状況に合わせて選択することが重要だ。

 直剣や大剣、槍や槌といった近接武器では通常攻撃に強攻撃、ジャンプ攻撃、ダッシュ攻撃、両手持ち攻撃、二刀攻撃、騎乗攻撃など、多彩な攻撃スタイルが用意されている。左右の手に持っている武器、片手持ちと両手持ちは該当するボタンを押せば簡単に切り替えられるので、瞬時の判断で戦術を変えることができる。

バトルにおける立ち回りのポイントに戦技の選択と『エルデンリング』で冒険に出るまえに覚えておくべき戦闘の知識を伝授!

 装備する武器種によって攻撃の内容は変わるので、可能な限りさまざまな武器を経験し、自分のプレイスタイルに合ったものを選ぶことがポイント。攻撃速度は早いが射程が短い短剣、スキは多くなるが一撃が強力な斧など、それぞれの特性を理解しておくのも重要だ。とっさの判断と少しの油断が勝敗を分ける場面も多く、直感的に立ち回れるよう修練を重ねておいて損はない。

 戦闘ではローリングやバックステップを駆使して回避すること、ガードカウンターやジャンプ攻撃、パリィなどを駆使して敵の体勢を崩すことが基本となる。序盤はこれらの発動タイミングに慣れることに専念してもいいくらい大事なポイントだ。ただし、兜、胴鎧、手甲、足甲の4種が存在する防具も含めて装備には重量が設定されており、装備重量が上限に近づくにつれて回避の性能が下がっていくので注意が必要。

バトルにおける立ち回りのポイントに戦技の選択と『エルデンリング』で冒険に出るまえに覚えておくべき戦闘の知識を伝授!

 基本的には左手に装備する盾を使えば、正面からの攻撃はガードできる。ただし、回り込まれて攻撃されるとダメージを受けるので、まずは敵をロックオンしてつねに正面の立ち位置をキープしよう。戦技のパリィを付けておけば、相手の体勢を崩しやすくなるので、タイミングも把握しておきたい。

 弓やクロスボウといった遠距離武器は、遠くから敵を狙い撃てるだけでなく、付帯効果を付けた矢やボルトを使用できるので、多彩な戦術を可能にしてくれる。さらに両手持ちで弓を構えてボタンを長押しすれば精密射撃がくり出せる。遠くから弓で敵のHPを削る、状態異常を引き起こして近接戦闘を有利にするなど、使いかたはプレイヤー次第だ。攻撃や回復、補助など多彩な効果を発揮する魔術と祈祷も組み合わせればさらに戦術は深くなるが、魔術と祈祷はFPを消費するので連発はできない。

バトルにおける立ち回りのポイントに戦技の選択と『エルデンリング』で冒険に出るまえに覚えておくべき戦闘の知識を伝授!

 さまざまな効果を持つアイテムも活用することは必須だが、戦闘中にメニューを開いてアイテムを選ぶような余裕はない。よく使用するアイテムは事前にセットして、すぐに使えるように準備しておこう。

戦闘を深くする戦技と戦灰の選択


 それぞれの武器が持つ特殊技(スキル)である戦技。FPを消費するが、ボタンを押すだけで強力な攻撃をくり出したり自身を強化するなど、さまざまな効果を発動する。

 戦技はほとんどの武器に最初から付いているが、戦灰を用いれば戦技の付け替えが可能となる。付与できる戦技は武器種によって異なり、武器ごとに付与できる戦技はひとつだけとなる。固有の戦技を持つ特殊な武器では付け替えはできない。戦灰を使用すると戦技を上書きするだけでなく、属性も付与できる。これによって攻撃属性や攻撃力の補正量なども変化するが、属性を変更しないで戦技だけ付け替えることも可能だ。

バトルにおける立ち回りのポイントに戦技の選択と『エルデンリング』で冒険に出るまえに覚えておくべき戦闘の知識を伝授!

 戦技に迷った場合はどうすればいいのか? 叩きつける攻撃が強力だが速度が遅めの斧に、回転斬りの戦技を付けてさらなる攻撃につなげる、攻撃後にできる隙をなくすために武器を振り続ける乱撃を付ける。これはあくまで一例だが、武器の特性を補強するか、弱点を補完するという視点で選ぶといいだろう。

 戦技の種類はじつに多彩なので、いろいろと試しながら自分の好きな組み合わせを見つけ出す。この“探索”も本作のロールプレイを深める要素となる。

バトルにおける立ち回りのポイントに戦技の選択と『エルデンリング』で冒険に出るまえに覚えておくべき戦闘の知識を伝授!

マルチプレイで冒険はより楽しくより深くなる


 『エルデンリング』ではネットワークにつなぐことで、さまざまなオンライン要素を楽しめるようになる。

バトルにおける立ち回りのポイントに戦技の選択と『エルデンリング』で冒険に出るまえに覚えておくべき戦闘の知識を伝授!

 協力マルチプレイホストとなるプレイヤーと、ホストが召喚したゲスト2名の計3名で、エリアボスの討伐といった目標を目指すもの。侵入マルチプレイは、ボス戦前にホストを倒すことが目標となる。侵入された場合、ホストはほかのプレイヤーに救援を求めることも可能だ。敵対マルチプレイでは、ホスト側は敵対者の撃破、敵対者側はホストの撃破という、プレイヤーどうしの戦いが楽しめるのだ。また、それぞれのマルチプレイを楽しむには対応するアイテムが必要となる。

 プレイヤーが地面に書き残した攻略のヒント(もちろん“ウソ情報”の場合も……!)やコメントを見ることができる"メッセージ“、他プレイヤーの行動の痕跡が見える"幻影”、他プレイヤーの死にざまが見える"血痕“といった、ゆるいつながりが楽しめる非同期のオンライン要素は健在だ。

 さらに、グループ合言葉を設定すれば、同じ合言葉を設定したプレイヤーのメッセージや血痕、召喚サインなどを優先的に表示させることができる。同じマルチプレイ合言葉を設定したプレイヤーとだけマッチングが可能となり、侵入マルチプレイを除いたマルチプレイを楽しめるようになる。

バトルにおける立ち回りのポイントに戦技の選択と『エルデンリング』で冒険に出るまえに覚えておくべき戦闘の知識を伝授!

 ジェスチャーも多数用意されているので、言葉がわからずとも世界中のプレイヤーとコミュニケーションを楽しめるのもポイントだ。気軽にマルチプレイを楽しんでほしいが、非同期要素だけ体験することも、もちろんオフラインでプレイすることもできるので、自分に合ったスタイルで冒険を楽しんでほしい。

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