2022年2月25日発売予定の『ELDEN RING』(エルデンリング)。
発売が迫る本作では、驚きと刺激に満ちた“狭間の地”では、数多の敵との出会いが待っている。そこで今回は、過酷な世界で生き抜くために必須となる戦闘の基本を解説する。
武器による通常攻撃
基本となる攻撃は、武器を使ったものとなる。右手に装備した武器と左手に装備した武器を使った通常攻撃のほか、右手武器による強攻撃が可能だ。強攻撃はボタンを長押しすることでタメ攻撃に変化する。どちらも通常攻撃と比べて少しスピードが遅くなるが、威力は高い。
曲剣と曲剣など、同種の武器を右手と左手に装備した場合、二刀攻撃が行える。両手持ちに切り替えると攻撃の威力が高くなる武器もあり、性能発揮に必要な筋力の値も下がるが、もう片方の手に装備した武器や盾は使えない。
攻撃において重要な要素に、体勢がある。体勢を崩した敵は無防備の状態になり、ダメージを与えるチャンスにつながるのだ。敵の体勢を崩すことは戦闘の基本のひとつなので、体勢を崩しやすいタメ攻撃やジャンプ攻撃、ガードカウンターなどの操作には早めに慣れておきたい。
霊馬にまたがっての騎乗攻撃によっても、立ち回りに変化が生まれる。騎乗中の敵はタメ攻撃やジャンプ攻撃で落馬させることもできるが、逆に落馬させられると自分に大きな隙が生まれてしまうので注意しよう。
回避
任意の方向に転がるローリング、瞬時に後方へ下がるバックステップで、敵の攻撃を回避できる。回避にはスタミナを消費するが、バックステップのほうが消費量は少ない。装備重量が上限に近づくにつれて性能が低下するので、回避の動きが鈍いと感じたら装備重量をチェックするように。
ガードとガードカウンター
左手に装備した盾や両手持ちの武器を使えば、敵の攻撃をガードできる。とくに、盾によるガードは効果が大きい。しかし、攻撃をガードするとスタミナを消費し、スタミナが尽きると自分の体勢が崩れてしまう。
体勢が崩れると自分が大ダメージを受けることになるので、スタミナが尽きる前に回避して距離を取る、ガードカウンターを狙うなど、立ち回りに変化をつけるといい。
敵の攻撃をガードした直後に強攻撃を放つと、ガードカウンター攻撃となる。ガードカウンターは敵の体勢を崩しやすく、そのまま致命の一撃を狙ったり、つぎの攻撃につなげることが可能で扱いやすいのも利点。ガードカウンターの成否が勝敗を分けることも多いので、発動タイミングの習得は必須と言える。
致命の一撃
背後を取った敵や体勢を崩した敵に近づけば、大ダメージを与える“致命の一撃”をくり出すことができる。とくに、敵が集団で徘徊している拠点などでは、気づかれないようにしゃがんで背後まで接近する、集団がばらけたときを狙って距離を詰めるなど、1体ごとに致命の一撃をくり出して撃破する戦術が有効だ。ただし、一部のボスなど通用しない敵もいる。
しゃがみ
しゃがんで移動すると、敵に見つかりにくくなる。草むらではその効果がより強くなるので、敵に見つからないよう移動したり、気づかれないまま敵との距離を詰めたい場合は、周囲に草むらがあるかをまずは確認してみよう。
入り組んだ構造を持つ廃墟やダンジョンでも、敵の視覚に入らないようにしゃがんで行動することで、戦術の幅は拡大する。戦いを避けるために身を潜めながら先へ進むのも、攻略のひとつとなるからだ。