2022年2月25日にフロム・ソフトウェアより発売予定の『ELDEN RING』(エルデンリング)。本記事では、“狭間の地”の探索において押さえておくべき、本作ならではの要素をピックアップして解説する。
素材の収集とアイテムの製作
自然豊かな“狭間の地”では、各所で木の実や花、キノコといった植物に、蝶や亀といった多彩な野生動物が生息しており、それらはアイテムの製作に必要な素材ともなる。
アイテムには、一定時間だけ効果を発揮するものや敵に状態異常を引き起こすもの、自分の状態異常を改善するものなど、さまざまなものが登場する。製作できるアイテムの種類を増やすには“製法書”が必要となる。製法書の入手には、商人から購入する、特定の敵を倒す、ダンジョンで発見するなど、多彩な方法が用意されている。
新たな製法書を入手することで、いままで作れなかったアイテムが製作できるようになる。アイテムはさらなる成長につながる不可欠な要素となるので、素材の収集はつねに怠らないようにすべきだ。
アイテムはフィールド上で好きなときに製作できるので、戦況に合わせて必要なものを作成することも重要。ただし、アイテムには壺のような特定の容器が必要なものがあり、持っている容器の数を超えて製作はできない。
また、フロム・ソフトウェアのタイトルをプレイしている人ならご存じだろうが、アイテムの解説文には“狭間の地”の見識や歴史を深めるものも記載されている。新しいアイテムを手に入れたら、まずは解説文をチェックしてほしい。そこには新たな発見があるはずだ。
時間の経過で変容する景色
本作では朝、昼、夜という時間の経過に合わせて、フィールドの様子が変わる。日が出ていれば遠くまで見渡せるが、夜になれば視認性が低くなる。敵から見つかりにくくなる場合もあり、夜になると現れる敵も存在するようだ。
探索の面で言えば、夜になると敵が持つ松明で拠点が見つけやすくなったり、光を発する植物などがいるので、より素材が見つけやすくなるといったことが起きる。探索の幅を広げたいなら、祝福で時間を進めるといい。
時間だけでなく天候も変化するので、昼と夜、晴れと雨ではまた異なる様相が見られるのも“狭間の地”の魅力のひとつ。高所から時間とともに変わる景観を楽しむことも、旅の醍醐味だろう。
“鳥の遠見”でさらなる情報を
フィールド上では時折、望遠鏡のような“鳥の遠見”を見つけることがある。
この“鳥の遠見”を覗くと、高い位置から周囲のマップを確認できる。地形はもちろんのこと、距離によっては敵の位置や行動などを観察できることもあるので、探索や戦いの方針を決める参考となるのだ。
所持している武器や自分の好きな立ち回りなどにもよるが、本作でも敵集団に真っ向から挑むのを避けたほうが生存率は高くなるのは間違いない。“鳥の遠見”を見つけたら、地形や敵の数、行動を把握できるまで観察し、ステルスで1体ずつ確実に倒していくのか、正面突破で敵に突っ込むのか、無理をせずに戦いを避けるのか……つぎに取るべき行動を決めていこう。
旅をサポートしてくれる商人
2021年11月のネットワークテストでは、スタート地点からほど近い場所で商人に出会えたが、その場所以外でもほかの商人と出会うことができた。
いわゆるショップの役割を果たす商人からは、アイテムや素材、武器などをルーンで購入できる。商人によっては貴重なアイテムや製法書など、品揃えが変わる。 中には魔術のラインアップが潤沢な商人も存在し、ネットワークテストではボスを倒してから新たに出会った商人の品を見て、手に入れたルーンを能力強化に使うか、商品の購入に回すかで悩んだこともあった。
装備の強化、攻撃手段の補強など、プレイヤーの目的はそれぞれだが、商人の協力は冒険には欠かせない。丹念にフィールドを探索していれば、新たな商人との出会いを逃すことはない。逆に言えば、探索しないと出会えない商人もいるということだ。商人が増えることは冒険の快適さが上がることにつながるので、未開の地に入ったら商人を見逃さないよう、必ず隅々まで探索すべきだ。