仁王(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
バトルのプレイ感覚は『DARK SOULS』シリーズに似ているけど、“構え”の使い分けに加えて、敵にも“気力”ゲージの概念があり、奥深い駆け引きが楽しめる。難度が高めの“死にゲー”で歯応えがあるが、回復地点の多さや、オンラインと連動した助っ人システムなど、救済措置が多く、心は折れにくい。世界観やシナリオが練られている点もさすがで、まさにコーエーとテクモのよきところが融合した作品です!
週刊ファミ通1470号より
『DARK SOULS』シリーズなどからの影響が色濃いシステムだが、和風のダークな世界観は目新しく、敵の“気力”がゲージで可視化され、攻防の駆け引きがわかりやすいなど、独自性やコーエーテクモゲームスならではのよさも、しっかりと感じられる。“残心”が戦闘でのアクセントになっていていいし、敵がアイテムを頻繁に落とすので、歯応えがありつつも、くじけずに何回も挑戦するのを楽しめるバランス。
週刊ファミ通1470号より
和のテイストと“死にゲー”との融合は、新鮮かつ違和感のないビジュアル面はもちろん、アクション的な部分でも好相性。敵の動きを見極めて間合いを計りつつ、かわしたり斬り込んだりして立ち回るさまは、まるで剣劇のよう。のっけから高難度で遊び手を選びますが、そのぶん、攻略に成功したときには達成感に打ち震えます。史実と幻想が交差する物語は、歴史にそれほど興味がなくても魅力的でした。
週刊ファミ通1470号より
『DARK SOULS』というよりは『Bloodborne』的なテンポのいいアクションが可能で、覚えたスキルの数が増えるにつれて、自在な動きが取れるようになるのは気持ちいい。なかなか歯応えがある難度だけど、全体的に遊びやすくて、丁寧に作られているという印象。とくに、ロード時間の短さはありがたい。扱う武器の種類によっては、もう少し重い感じの攻撃があってよかったかなあとも思いました。
週刊ファミ通1470号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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