リアル系ではない、必殺技ありのいい意味で荒唐 無稽なノリが、テレビアニメ的構成のストーリー モードと相性抜群で、物語と試合を熱いものに。 実際に試合を行うまでに少し時間が掛かるが、随 所に散りばめられたサッカー由来のミニゲームや、 スポーツ学園マンガの定番設定が、探索を盛り上 げる。ストーリー、クロニクルモードと もに、手をかけて集め育てた選手だから こそチームへの愛着もひとしお。

週刊ファミ通1925号より

ストーリーモードの熱い物語には引き込まれるし、 気持ちが高ぶる。“フォーカスバトル”やミニゲー ムは、やや退屈さを覚える場面もあるけど、部員 を集めながら成長していく王道の展開が最高。シ リーズ過去作の試合が追体験できるクロニクルモ ードは膨大な数の選手が登場し、選手の収集、育 成も楽しみとなって遊び応え満点。進化 した試合パートのプレイ感や、ド派手な 必殺技の演出も大満足のデキ。

週刊ファミ通1925号より

型破りでもあり、往年のスポーツマンガのテイス トもほのかに香る、ストーリーモードの展開にワ クワク。見た目も背景も個性的で不揃いなメンバ ーが、ひとつになっていく過程がアツい。若干の 作業感は覚えますが、スッキリ洗練された進行で 遊びやすいです。アクション＋コマンド選択式シ ムといった感じの試合は、ドラマチック な演出に適していて、クロニクルモード での過去作の再現で本領を発揮。

週刊ファミ通1925号より

サッカーが、競技や産業ではなく“心のありかた” として終始描かれるストーリーモードに震えます。 試合パートのチュートリアルを兼ねつつも、“実際 に移動し経験すること”に重点を置いた、RPGと して親切すぎる設計が、高品質なアニメパートと 心情面の架け橋になっています。過去作の流れを 追体験できるクロニクルモードなど、従来 のシリーズファンが延々と留まれる（留ま らざるをえない？）要素も充実。

週刊ファミ通1925号より