オバケイドロ2(Nintendo Switch 2)のレビュー・評価・感想情報
“追うオバケ”と“逃げるニンゲン”という必然的関 係性から“怖さ”を排除し、非対称対戦型追いかけ っこにストレスフリーな没入感を生み出す。1試合 3分という再プレイしやすい時間設定に、仲間との 協力アクションなど、対戦ツールとして押さえる べき部分を押さえた手堅い作り。ソロより対人プ レイが経験値を入手しやすい設定も対戦 を後押し。ソロだとやや淡泊なため、対戦 相手がいてこそ輝くゲームかな。
週刊ファミ通1927号より
シンプルなルールの“ケイドロ”でありながら、“オ バケ”ならではの能力がおもしろみを加えているほ か、かわいいキャラが魅力的なのも前作同様。“ニ ンゲン”側がふたりで協力する要素や、オバケにも “スーパーキャッチ”といった新アクションがプラ スされ、駆け引きが進化。おすそわけ通信に対応 しているのもうれしい。1試合が短時間で 終わることもあり、ついもう1回と、くり 返し遊び続けたくなる。
週刊ファミ通1927号より
説明不要のわかりやすさで、初見のプレイヤーも 誘いやすく、リアルな知人との集まりでわちゃわ ちゃするのにもってこい。そんなニーズを踏まえ、 最大4人で遊べるおすそわけプレイをはじめ、多 彩なマルチプレイモードの実装に拍手です。現状、 フリーマッチで全員“中の人”入りとなるのはなか なか難しい感触。ひとりでモチベーション が上がるゲーム性ではないので、ふたり揃 えば出発できるのはありがたい。
週刊ファミ通1927号より
ターゲット視認前にBGMが先にチェイスモードに 切り換わったり、他プレイヤーの動向のカットイ ン演出があったりと、戸惑う要素はいくつかあり ますが、 追いかけっこアクションとしてのシンプ ルなおもしろみを随所で感じます。ランタンでひ るませる駆け引きがアツいですね。オンライン対 戦やおすそわけプレイの仲間がいれば、1 回3分のゲームプレイを回してのコンテン ツ解放も苦にならないでしょう。
週刊ファミ通1927号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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