Crow Country(クロウ・カントリー)(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
古きよき時代のビジュアルを見事に再現していて雰囲気バッチリ。リアル頭身の3Dゲームに慣れてしまったせいか、狭い範囲のそこかしこにヒントや仕掛けがギュッと詰め込んであるように感じましたね。敵に襲われない探索モードの存在には驚いたけど、謎解きが詰まっているだけに十分成立していてすごい。ヒントを何度も見たくなるのに、休憩室でないとまとめて読めないのは若干不便かもね。
週刊ファミ通1874号より
『バイオハザード』などへのオマージュが感じられる、レトロ風のサバイバルホラー。1990年代後半の作品らしさを再現したようなグラフィックがいい味を出しつつ、謎解きや戦闘のバランスも絶妙で、おもしろみがしっかり詰まっている。閉園したテーマパークというロケーションもいいし、主人公に何か秘密がありそうなこともあって好奇心をそそられます。ヒントを教えてくれるカラスの存在も○。
週刊ファミ通1874号より
プレイステーション時代の『バイオハザード』をオマージュしつつも、舞台となる遊園地は独特なギミックがいっぱい。主人公のひとりごとやヒントのテキストの日本語訳は味があり、いいアクセントになっています。ただ、レトロで粗めのグラフィックゆえに、アイテムや調べられる場所がわかりづらいかな。また、弾丸を節約する必要があるけれど、銃の照準のクセが強くて敵を狙いづらいのが残念。
週刊ファミ通1874号より
初代プレイステーションを彷彿とさせるようなポリゴン感と画質が特徴的。レトロな表現でありながらも現代風の遊びやすさは担保されており、ストレスなく楽しめる。閉園された遊園地という舞台設定もおもしろく、各所にさまざまな仕掛けが用意されているので探索し甲斐のある作りに。謎解きのヒントも随所に用意されていて、簡単すぎず難しすぎないちょうどいい難度。戦闘のないモードがあるのも◎。
週刊ファミ通1874号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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