ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」(PSP(プレイステーション・ポータブル))のレビュー・評価・感想情報
小物ひとつとっても、'80年代や田舎の空気が伝わってくるような再現度がすばらしい。山も海も堪能できるのは『2』に近い感じ。虫取りや釣り、消しゴム集めなど収集要素も満載です。また、詳しくいつでも絵日記を書けるようになったのが秀逸。イベント捜しがより楽しくなっています。
週刊ファミ通1073号より
懐かしい気分に浸れるのは従前のシリーズどおり。冒険心をくすぐるイベントが満載で終盤にかけての盛り上がりは思わずホロリとくる。ビジュアルもキレイ。ただ、日数が経過しないと進展しないイベントは、当日になって教えるのでなく、何らかの方法で事前に教えてほしかった。
週刊ファミ通1073号より
モン消し相撲や盆踊り、古地図捜しなど楽しみは増えたが、いちばんのポイントはやはり抒情性。一日の過ごしかたで悩む朝の気分、夕飯まえの瀬戸内の夕陽、親戚が集う食卓の空気などに切なさや懐かしさが溢れている。解決に時間の経過が必要な謎へのフォローがもう少しあれば。
週刊ファミ通1073号より
過去シリーズに比べて大きな変化はないものの、虫相撲の団体戦やモン消し集めなど、やれることが増えて純粋にパワーアップした感じ。ただ、クセのある操作性が相変わらずなのは残念。淡々とした日常が過ぎていくが、日々イベントが発生するので退屈にならない構成になっている。
週刊ファミ通1073号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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