Honey Vibes(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報

菅谷あゆむ
ファミ通公式Nintendo Switch
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9

獣人世界の動物的な価値観やルールに終始翻弄されっぱなし。色恋も情熱的でかなり甘いです。獣人たちが主人公を奪い合うという設定はもちろん、耳がペタンと倒れたりしっぽが動いたりする描写には大いに扇動されます。しかし、ただ甘いだけでなく彼らの信念や関係性、恋愛の過程、そして世界の謎がしっかりと描かれていて、役者陣の名演も相まって引き込まれる内容。欲望と理性の狭間で揺れる〜。

週刊ファミ通1867号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式Nintendo Switch
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8

ケモ耳にスーツの組み合わせが風変わりだけど、好きな人にはピンポイントで刺さりそう。キャラの感情変化に合わせてイカ耳や垂れ耳になるのも芸が細かい。南国のムードがいい感じで、スチルでの肌の露出も多め。捕食というショッキングな要素があるため、苦手な人は要注意だけど、獣人ならではの愛や欲が描かれている物語は情熱的。3陣営から奪い合いをされるのもモテモテ気分を味わえるかと。

週刊ファミ通1867号より

くしだナム子
ファミ通公式Nintendo Switch
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8

ケダモノの激しさとケモミミのキュートさ、本能にもとづく行動と理性的な思慮など、いろいろなギャップに翻弄されたり、ハートを揺さぶられたり。マーキングや番といった、動物的でストレートな描写を前面に打ち出しつつ、強いクセのない、誰にでも受け入れやすいトーンに仕上げているのはさすがです。設定や舞台の説得力は弱めですが、獣人たちとの刺激的な交際の前には些細なことのような気もして。

週刊ファミ通1867号より

戸塚伎一
ファミ通公式Nintendo Switch
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8

背景の植物の鮮やかな色彩と、穏やかかつ情感に満ちたBGMによって醸される、儚げな楽園ムードに癒やされます。攻略対象キャラは総じて身体的接触にノリノリ。他作品だったら罪悪感に重なりがちな“欲望に流される”系の結末も、「こんな世界だからいいか」との解放感を得られます。画面タッチ操作にフル対応しているのに加え、方向ボタンで簡易メニューリストを操作できるUI面は、もはや隙なし。

週刊ファミ通1867号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.2

迷い込んだ南国のような世界で、“クイーン”という役職に抜擢された主人公と“獣人”たちの恋物語が展開。理性を保つか、欲望に素直になるかで、恋の結末が変化する。

発売日
2024年10月3日
価格
7,800 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
アイディアファクトリー
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