ドラゴン最強王図鑑 バトルコロシアム(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
各地の伝説のドラゴンが集結して戦う設定&4月のガチャにワクワク。育成は、シンプルでスムーズに進められる一方、同時育成数が少ないからこそ、育成を盛り上げるドラマ的要素が欲しい。バトルは、“マナ”の存在が敵の攻撃を予測する駆け引きにつながり、戦術性がアップ。切り札的存在のサポートカードは空想バトルが魅力だけに、カードの絵ではなく、実体として召喚していっしょに戦いたかった。
週刊ファミ通1855号より
おおまかな作りは、前作の『異種最強王図鑑 バトルコロシアム』と同様。育成とバトルをくり返すシンプルさがわかりやすい。多種多様なドラゴンを戦わせられるのは、原作本が好きな子なら胸が弾むのではないかと。“マナ”の残量を考えてスキルを選んだり、勝負どころで“サポートカード”を使ったり、前作よりもバトルの戦略要素が強化されている。ワンパターンな演出面は、単調さを感じやすいところ。
週刊ファミ通1855号より
ファンタジー作品でたびたび見聞きするドラゴンの情報を整理する絶好の機会。大きさをひと目で実感できたり、出自などの知識を深めたりと、ドラゴン大百科のような側面が楽しい。育成は基本的に同じことのくり返しで、作業感は覚えるものの、キッズも保護者世代も飲み込みやすい。絵面は『異種最強王図鑑』ほどのインパクトはないものの、ひとくちにドラゴンと言ってもこんなにも多様なのねと感心。
週刊ファミ通1855号より
画面狭しとウネウネ動く各ドラゴンのビジュアルは、正直、少年ゴコロを刺激されます。大会(バトル)は、ほぼ総合能力値勝負。演出もスキップ進行推奨の一本調子ぶりですが、戦績を重ねて大会のグレードを上げること自体には、やり甲斐を感じます。周回プレイの継続で育成環境が確実に向上するので、能力面・外見面で特徴的なドラゴンたちとの出会いを張り合いに、ブリーダー的育成に没頭できます。
週刊ファミ通1855号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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