METRO QUESTER(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
特殊なルールはゲーム内マニュアルを熟読する必要がありますが、一度覚えさえすればプレイ自体は簡単。1980年代風の素っ気なさを見事に再現しつつ、くり返し遊びたくなる魅力を秘めていますね。バトルのコツをつかむと途端に探索が楽しくなり、マップを埋めたい衝動に駆られます。ただ、シナリオ的な面はかなり薄味。好みの問題かもしれないけれど、合間にもっと話を入れて欲しかったかも。
週刊ファミ通1829号より
必要な数の食料を確保しつつ、拠点の位置を移動しながら探索を進めていく流れが楽しく、ハクスラ要素も合わさって、つい没頭してしまう魅力がある。昔のPCゲームのようなUIは味となっている一方で、情報の把握しづらさやとっつきにくさも感じるかな。装備によって戦闘中に使用できるリソースの最大値が変わるバトルシステムもおもしろいが、このあたりはもう少し丁寧な解説があるとよかった。
週刊ファミ通1829号より
残り燃料を意識しながらのマッピングが楽しいし、食料確保の期日があるのも緊張感を持続させます。バトルではヘイト値や、大体の行動順がわかるので作戦を組み立てやすいし、コマンドを記憶させられるのも楽。ただ、後から加入するキャラクターはレベルにバラつきがあり、レギュラー入りさせづらいのが残念。レトロPCゲーな作風だけれど、背景やテキストにもっとポストアポカリプス味が欲しかったな。
週刊ファミ通1829号より
1980年代のPCゲーム風のビジュアルは刺さる人にはグッとくるはず。戦闘に勝てば体力全回復&蘇生というテンポのよさに加え、燃料がなくなると自動的に拠点へ送還されるなど、“探索→帰還”のくり返しにより少しづつマップを広げていく達成感が心地よい。レベル上げやアイテム収集の魅力がダイレクトに味わえる作り。欲を言えば、キャラやアイテム管理のUIはもっと使い勝手がよければうれしかったな。
週刊ファミ通1829号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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