Gord(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
キャンペーンの物語はけっこうハードな展開。そこに興味をそそられました。砦を築き住民の管理をしながら探索するのは楽しく、今度は何が待ち受けているのかとドキドキでしたね。状況に応じて住民の職業を変えて対処したり、“正気度”を保たせたりするのは風変わりでおもしろいのですが、頻度が高いのでやや煩わしさを感じるかも。カメラ操作で地面が動くタイプなので設定をいじりたかったな。
週刊ファミ通1817号より
スラヴ神話をモチーフにしたダークファンタジーの空気感が魅力的。少人数の住民で砦を築き、リソースを集めたり、襲い来る敵を撃退したり、緊張感のあるなかで目的を達成していくのがやり甲斐に。住民の体力のほか、“正気度”にも気を配る必要があるのもスパイスになっている。転業や回復など、個々の住民の管理は面倒なところがあり、もっと簡単に手早く指示出しができるとよかった。
週刊ファミ通1817号より
強大な魔物の出現や、リスクある選択肢がダークな世界らしくてイイ。キャンペーンでは集落が章ごとにリセットされるので、村作りを楽しむというより討伐のためのリソース管理にはげむ形ですね。一方、住民は引き継げるがゆえにロストが怖い。戦闘では、意図せず前線に出がちなのでハラハラします。住民の長所短所を把握して職業を随時変えていくのはやり応えがありますが、UIがもっと使いやすければ。
週刊ファミ通1817号より
住民へ細かい指示を出しながら、資源、体力、“正気度”といったリソース管理をしていく。街(集落)づくりのおもしろさというよりは、ひたすら段取りを手掛ける忙しさを楽しむような作り。こまごまと手を動かし続ける心地よさはあるけれど、住民の動きがイマイチで、思い通りに指示に従わないときはストレスに。住民を増やして探索範囲を広げていく達成感は、なんとなく『ピクミン』的な魅力もあります。
週刊ファミ通1817号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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