SENSEs: Midnight(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ホラーゲームながら未来のサイバーな雰囲気が混じっている世界観がユニーク。基本はラジコン操作かつ定点カメラ視点になっていて、この不自由さが怖さを増幅させているのは間違いないです。しかも襲われる危険性がある中で探索せねばならず、つねにスリリング。心霊写真を撮影するのもそれなりに楽しいです。ただ、独特の視点に慣れないうちは位置の把握に難儀して少しストレスでしたね。
週刊ファミ通1802号より
懐かしいプレイ感のサバイバルホラー。写真を撮影するギミックや、舞台と題材が和風のホラーが『零』シリーズを彷彿させる。地縛霊などの危険な存在がうろつく夜の公園の探索は、どきどきします。ただ、操作キャラの位置に応じてアングルが変わる固定カメラは、動きに難があって方向感覚が狂わされることも。どうすれば進行に必要なフラグが立つのかがわかりにくい場面もちらほら。
週刊ファミ通1802号より
日本のホラーゲームの影響を受けた作品で、池袋の公園が舞台だったり、心霊写真を撮る収集要素がユニーク。ただ、固定カメラアングルが見づらくて、ラジコン操作でも画面上の方向を進む操作タイプでもやりにくい。怨霊もしつこく、怖さよりもわずらわしさが勝るかな。アイテム所持枠のやりくりも次第にストレスに。チャット風演出はあれど、アイテム取得時や詳細画面でテキストがないのも残念。
週刊ファミ通1802号より
システムやグラフィックなど、PS2のゲームを彷彿させるようなクラシカルなスタイル。レトロ風なのはいいが、遊びやすさはもう少し現代風だとうれしかった。洗練されていないカメラアングルをはじめ、インタラクトの可否がわかりにくいオブジェ、しらみ潰しになりがちな謎解きなど、レトロゲームにありがちな不親切さも含めて楽しめるなら。文字は小さく読みにくいうえ、誤字があるのは気になった。
週刊ファミ通1802号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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