カラーブレイカーズ みんなでペイントバトル(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
おジャマ要素がけっこう苛烈。さまざまな妨害に屈せず、絵を完成させられると不思議な達成感がありますね。いちおうソロでも遊べますが、絶対みんなで楽しみたい内容かな。巨大色鉛筆の向きを考慮する必要があり、存外繊細な動きが要求されて難度は高め。真剣にやろうとするとおジャマ要素がわりとストレスに感じるかも。物静かなBGMなので、対戦などの雰囲気と微妙に合っていない気がする。
週刊ファミ通1796号より
巨大な色鉛筆を抱えて足もとに大きな絵を描くのは、ワクワクする体験。ステージごとのギミックも多彩。見本と同じように色を塗るだけなのに、方向転換のときに余計に塗ってしまったり、仕掛けのせいで色鉛筆が飛び跳ねて勝手に色が付いたり、なかなか手こずらされます。そこを含めてのゲーム性ではあるけど、けっこうストレスも感じるかな。描く絵が無機質な模様ばかりなのは味気ない。
週刊ファミ通1796号より
色鉛筆を持って歩き回り、絵を模写していくのは楽しいですが、図形のような絵柄をグリッドなしのキャンバスに描くのは意外とたいへん。キャンペーンは参加人数によって難度が変わらないので、ソロプレイだとハードかな。ステージの仕掛けは『オーバークック』のオマージュですね。キャラクターの歩く速度が遅めだったり、図形ゆえか完成時の達成感が薄く、絵柄のパターンも少ないのが残念。
週刊ファミ通1796号より
見本と同じ図形を描くだけというシンプルルールだが、キャンバスが回転したり、クルマが通ってジャマをしたりと仕掛けが多彩。パーティーゲームとしては良質。ただ、個人成績のようなものはなく、結果が“時間内に完成したか否か”のみなので、そこに魅力を感じるなら。自由に絵が描けるモードもあるが、セーブして絵が残せないのは寂しい。対戦モードも勝数や制限時間を細かく設定できればなおよかった。
週刊ファミ通1796号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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