サンバDE アミーゴ:パーティーセントラル(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
Joy-Conとの相性は言わずもがな。ノリノリかつフリフリで演奏に没入。さらに、絶妙なタイミングで挿入されるポージングやルーレットが、演奏を盛り上げるスパイスに。成功したときの気持ちよさといったら! 収録楽曲の多くは耳にしたことのある曲とはいえ、洋楽がメイン。DLCで『マツケンサンバⅡ』などの邦楽も遊べるが、親しい人とのローカル協力プレイも熱いだけに、もっとあればいいなぁ。
週刊ファミ通1812号より
Joy-Conをマラカスに見立て、リズムに合わせてシャカシャカと振り、ポーズを取るといった内容はわかりやすく、自然とうきうきした気分に。お手本を見ながら踊りを真似する“ダンス”や、矢印の動きをなぞる“スライド”などの新要素も、いいアクセントになっています。“ハプニング”は、モードによっては設定でオフにもできるけど、曲のテンポが変わる仕掛けは好みが分かれそうかな。
週刊ファミ通1812号より
ダンスするのではなく、マラカスを振るという体裁。なんていう曲かは知らないけど、聴いたことのある洋楽中心の選曲。特定のターゲットを意識させないゆるさのおかげで、誰もが気後れせずに参加できます。陽気なメロディーやビジュアルはもちろん、途中で発生するハプニングや、自分自身のバカっぽい動きに、終始笑いっぱなし。日々の暮らしには、ときどきこういう夏の太陽みたいなゲームが必要です。
週刊ファミ通1812号より
Joy-Conを振っての操作時は、パッションを発散できる周辺環境が最重要。リズムにタメの効いた楽曲メインの収録曲との相性次第ではありますが、全身運動のきっかけになります。入力・タイミング判定は、スライド系はだいぶ甘いものの、通常のリズム刻みに関しては、ディスプレイ環境ごとの微調整が必須。ゲーム的にはとにかくうまくやるしかないのですが、マルチプレイで盛り上がれる演出の妙が光ります。
週刊ファミ通1812号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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