Potion Permit(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
主人公が薬師ゆえか、農作業がないスローライフ系のゲームといった作りですね。定番システムを採用しているため、ひたすら素材集めと住人への挨拶に終始しがち。ですが、その一連の作業が好きな人には至福の忙しさの中、どんどん時間が溶けていくと思います。バトル要素はあるものの、難度は低いので安心です。もっとファストトラベルできる場所が多ければ、移動がラクで助かったのだけど。
週刊ファミ通1787号より
スローライフ系の作りがベースだが、薬を調合して患者を治療し、村人の信頼を得ながら交流を深めていく要素がプレイのアクセントになっている。住民の個性がしっかり表現されているところもグッド。起動済みのトラベルポイントへいつでもテレポートができるのは便利だけど、移動のスピードがやや遅めでダッシュもできず、村の中を走り回るときなどは若干面倒くさく感じてしまう。
週刊ファミ通1787号より
柔らかい色合いや、細かなドット絵が和みますね。主人公は薬師ながら、医師のように診察したり、錬金術師や冒険家のような面も。1日の限られた時間をどう使うか考えて動くのはやり応えあり。探索に便利な機能もあるけれど、序盤にチュートリアルで教えてほしかった。町の人々との交流も魅力ではありますが、序盤はかなりの塩対応なので、プレイヤー側のモチベーションが上がるかどうか、かな。
週刊ファミ通1787号より
『牧場物語』と『アトリエ』シリーズをミックスさせたようなゲーム性。薬師(医者)として病人の診察・治療をしたり、村人たちの各種依頼を引き受けたりなど忙しく、ひたすら手を動かす心地よさがある。小さな達成感が途切れずに続くのでなかなかやめどきが見つからず、いい意味で時間泥棒な作品。ただ、経験値や熟練度などはなく、基本は同じことのくり返しなので、徐々に作業感が出てきがちに。
週刊ファミ通1787号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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