ガッド・デイム・ザ・ガーデン(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
“覚えゲー”的な側面があり油断するとすぐやられますが、即リトライできる軽快さがグッド。おかげでストレスなく進められました。内容的には懐かしさを感じるくらい単純明快。武器を替えつつ強敵に立ち向かうのはそれなりに楽しいです。独特の空気感がある世界はひたすらシュールで、選択肢が出るたびにすぐNPCを殺そうとする主人公に思わず笑ってしまいました。謎のカピバラ推しもいいね。
週刊ファミ通1772号より
かわいらしいキャラとちょっと毒気のあるユーモアが、独特なテイストを作り出している。FPSとしてはいたってシンプルだけど、マップは見通しが悪い場所が多い構造で、不意討ちを食らいやすく、くり返し死に覚えながら進むプレイになりがち。チェックポイントがあちこちにあって、すぐ手前からリスタートできるのはいいのだけれども、やたらと高い敵の攻撃力には少々うんざりしてしまうかな。
週刊ファミ通1772号より
1990年代のゲームを思わせるレトロなグラフィック。カピバラがついてきてくれたり、かわいらしいアヒルやウサギが登場するのはいいのだけど、セリフがナンセンス。移動速度が速く、スピーディーに戦えるものの、敵は直進してくるばかりだし、銃やプレイヤーキャラクターも変化に乏しいので単調になりがち。敵の一撃が強すぎるのもバランスを欠いているかな。いろいろと説明不足なのも残念。
週刊ファミ通1772号より
低ポリゴンで描かれたコミカルかつダークな世界は、何とも言えない妙な味があって◎。ただ操作方法やルールも含めて一切の説明がなく、しかもマップもないので迷いやすい。やたらと死角から襲ってくる敵が多く、場合によっては一撃死も。アドベンチャー要素を楽しむというよりは、マップをしらみ潰しに進みながら敵の出現パターンを覚えるゲームになりがち。価格は安いけど、値段相応な印象。
週刊ファミ通1772号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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