Sea Horizon (シー・ホライゾン)(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
ローグライクカードバトルを、シミュレーションRPG的スタイルで遊べる作品。空腹度と、マップに点在するサイドクエストや宝箱のバランスが絶妙で、フィールド移動に発見の楽しさと戦略性、そして緊張感をもたらす。一方のターン制で進むバトルは、装備武具の属性など、サイコロの“運”までも味方に引き入れたデッキ構築が必要な本格派。難度が高めだから、引き継ぎ要素があるのはうれしいよね。
週刊ファミ通1769号より
デッキ構築型のローグライクカードゲームのように、レベルアップのたびにスキルをひとつ選んで獲得し、所持スキルの中から戦闘で使う5つをセットして戦いかたを作り上げていくシステムがおもしろい。戦闘時のダイスロールで出る絵柄が、装備品と結び付いているのもミソ。ステージの規模などがコンパクトで、さっくり遊べるプレイ感だけど、強力な戦術を見つけ出す楽しみが味わえます。
週刊ファミ通1769号より
すさまじい中毒性を持つ時間泥棒! 今後、少なくとも200時間は遊んでしまう予感がする私です。キャラクター、装備、スキルの組み合わせで強さが変化するため、よりよいコンビネーションやシナジーを求めて、いろいろ試してみるのに熱中。モードも複数用意され、飽きがくるのが想像できない。深く理解するためにはわかりづらい点もありますが、とりあえず始めるぶんにはとっつきやすいのも◎。
週刊ファミ通1769号より
“装備準拠のダイスロールで得たリソースを割り振ってスキル発動”という戦闘システムは少々複雑。そのぶん、組み合わせを練って一方的に攻撃できる状況を追求できる楽しさがあります。フィールド移動パートは、カーソルが滑る感じの挙動がクセモノながら、偶然性の高いイベントの存在が、くり返しプレイの単調さを緩和してくれます。ゲームオーバーが地力強化の機会になっている点もいいですね。
週刊ファミ通1769号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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