魔女の家MV(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
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7

かわいい見た目の主人公で凄惨さ自体は薄まっているが、音や映像を駆使してプレイヤーの不安を引き出す演出は王道ホラー。行く手を阻む仕掛けの多くが初見殺しのため、トライアル&エラーで道を切り開く形。アクション系とパズル系が混在しており、“つぎに何が来るかわからない”ことが緊張感を高める。アクション系は、突然感が強めかつ画面全体が暗く、難度が必要以上に高く感じる部分もあり。

週刊ファミ通1769号より

ジゴロ☆芦田
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8

グラフィックはかわいいドット絵なのに、びっくり系やぞわぞわするような演出が満載。まんまと初見殺しの餌食になることも含めて楽しめるなら、謎解きと多彩なゲームオーバーのパターンを見るのに夢中になれる。物語の真実を知ったときの衝撃も、本作の醍醐味。直前からリトライできる“イージー”や、通常よりハードな難易度もあるのがナイス。サクサク進行するのはいいけど、ボリュームは少なめ。

週刊ファミ通1769号より

くしだナム子
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7

作者の世界がきめ細かに表現された、インタラクティブな映像作品。残酷なお話とビジュアルは人を極端に選ぶ印象で、万人向けではありませんが、誰もが無視することのできない魔力があります。この作風に惹かれたなら、その気持ちに応えてくれる展開が待っていることでしょう。オールドスクールな謎解き要素は、物語を読み進める手続きであると同時に、状況や感情を体験する仕掛けとして機能。

週刊ファミ通1769号より

戸塚伎一
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7

ほどよいヒント完備&ミスリードなしの素直な謎解き要素と、驚かせ成分強めの初見殺しトラップが共存する、不思議なバランスのゲーム世界に惹き込まれます。舞台のスケールが小さく、謎解きゲームとしてのクリアーだけならさほど難しくないため、この手のジャンルの入門用として最適です(“ふつう”にプレイした結果としてのエンディングのモヤモヤ感がすごいですが)。UIや操作性も無難にまとまっています。

週刊ファミ通1769号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.2

2012年発売のPC版に、新規イベントや難易度設定を追加。死のトラップが随所に潜む魔女の家に引き寄せられた主人公は、手掛かりをもとに謎を解いていき、脱出を目指す。

発売日
2022年10月13日
価格
1,500 円+税
ジャンル
RPG / アドベンチャー
メーカー
DANGEN Entertainment
関連サイト
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