Lost in Play(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
オーソドックスなポイント&クリック系のパズルアドベンチャーだが、カートゥーンアニメを操作しているようなキャラたちのリアクション、そして予想の斜め上をいく展開にドキドキワクワク。現実とファンタジー世界を行き来する設定とともに、先を知りたくなり、ゲームプレイを強力に後押し。言葉を使用せず、謎や手掛かり、物語を“視覚”で見せる演出が、子どもの視点の世界との相性もバッチリ。
週刊ファミ通1810号より
子ども向けアニメ風のグラフィックがいいデキで、アニメーションも滑らか。子どもの想像を膨らませたような不思議な世界を冒険するのは、ワクワクできます。基本は、ポイント&クリックで入手したアイテムを使用して進行するスタイルだけど、ボードゲーム的なものなどもあったり、さまざまなタイプのパズルが楽しめるのもグッド。小ぶりなボリューム感ながら、満足度は高いと思う。
週刊ファミ通1810号より
ゲーム自体はオーソドックスなポイント&クリックものなので、作品世界に惹かれるかどうかでオススメ度が変わってきます。絵のタッチと滑らかな動き、ユーモラスな生き物や人々との交流、空想世界での兄妹の冒険譚……これらに興味を覚えたら、仕掛け絵本として手に取るのが吉。バラエティー豊かなパズルやミニゲームに興じつつ、お話を味わえます。ボリューム的に少し割高とも思うけど、私は好き。
週刊ファミ通1810号より
ただ滑らかに動くだけでなく、再現している動きのチョイスの遊びゴコロに富んだアニメーションに、笑みがこぼれます。そして、ただの天真爛漫さとも違う主人公たちの心情が垣間見える場面展開から、目が離せません。シーンの流れをせき止めるパズルパートは、高難度なものもちらほらと。ヒント参照やクリアーしたことにして進める機能の使用に躊躇がなければ、短めのプレイ時間で一気に遊びきれます。
週刊ファミ通1810号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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