薔薇と椿 ~お豪華絢爛版~(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
大正ロマン溢れる世界で、淑女たちのビンタ合戦に挑むというインパクト! 作中のキャラのなりきり具合も、真剣だからこそのおかしみがあり。この出落ち設定に負けないくらい、操作もルールもシンプル。小難しいことを考えずにJoyーConを振るor画面をスワイプしながら「うふふ」と貴婦人になりきり、遊びきるのが正解かな。一方、モードを含めたボリューム感は、コスパ的には割高と感じる部分も。
週刊ファミ通1816号より
気品ある華族が“おビンタ”で醜く争うさまがおもしろおかしく、エスカレートしていくギャグ要素やパロディーネタにも口もとが緩む。スワイプ操作でも遊べるけれど、やはりJoy-Conを思いっきり振ってのプレイが爽快。これでもかとばかりに連続でひっぱたく“往復おビンタ”は、ことさらに気持ちいい。“おフェイント”を混ぜた駆け引きは緊張感があり、対戦も笑いながら遊べるはず。
週刊ファミ通1816号より
気楽な集まりに笑いを提供してくれる、パーティーゲームというよりジョークグッズとして、価格にも納得。対戦が盛り上がるのはもちろん、シナリオへの挑戦を観戦するのも愉快です。SwitchならではのJoy-Conを振る操作は、やっている身でも観ている勢でもおかしさがこみあげてきます。いろいろなパロディーが散りばめられたシナリオは、理解して笑えているかどうか、教養を試されている気分に(笑)。
週刊ファミ通1816号より
ビンタの駆け引きはシンプル。敵のフェイントや“溜め”の間合いに納得感があるので、よほどの終盤でなければ、パターンを学習することなくノリでビンタし放題です。Joy-Conでの操作は、ボタンの押し分けに慣れれば快適。爽快感はある程度の大画面モニターでプレイしてこそです。各ステージの一発ネタの、初回プレイ時の衝撃(脱力)は、本作の楽しみの約半分を占めているので、大事に味わうように(笑)。
週刊ファミ通1816号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。