キャットメイズ 魔女の子の冒険(Xbox Series X)のレビュー・評価・感想情報
比較的オーソドックスなタイプの探索型ゲームになっていますね。さまざまな生き物の力を借りて攻撃したり、仕掛けを解きながら徐々に探索範囲を広げていくのはやっぱりおもしろい。ゲージを維持し、より効果の高いパッシブ効果を発動させつつ戦う仕組みもいい感じ。しかし、装備のショートカットがないため、持ち替えが若干の手間。BGMがつねに流れっ放しなので、そこも気になるかな。
週刊ファミ通1766号より
魔女っ子のアレスタを始め、メルヘンチックなピクセルアートがかわいらしく、シンプルなアクションではあるけれど、フィールドを進んで新しいエリアを見つけていくことにワクワクできます。随所で登場するネコもキュート。使い魔を使役して攻撃するほか、仕掛けを解くのにも活用するのがいいね。作りが粗いところはちらほらあるけど、価格はお手ごろでメトロイドヴァニアが好きなら楽しめるかと。
週刊ファミ通1766号より
主人公を誘導してくれるネコたちがかわいいです。操作性はよく、攻撃手段である仲間たちの切り換えもスムーズ。フィールドの仕掛けも解き応えがあるけれど、部屋を通るたびに装置を作動させることになるのが面倒かな。ファストトラベルは消耗品が必要かつ、行先が直前のセーブポイントのみというのも不便。ストーリー展開はいいのに、日本語テキストや話者の表記などに粗があるのが惜しい。
週刊ファミ通1766号より
ドット絵で描かれた背景はキレイだが、キャラクターグラフィックはモーションも含めてシンプル。しかも動きは少々もっさり気味で、かつ“殴った・壊した”という攻撃の心地よさは薄く、手触り感はいま一歩。メトロイドヴァニアとしては、アクションや謎解きの敷居は低めで間口の広さはあるけれど、価格以上の魅力がなかなか伝わってこないのは残念。やりたいことに技術面が追い付いていない印象も。
週刊ファミ通1766号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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