Temtem(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
バトルや“テムテム”捕獲のシステム、各地の道場を巡るストーリーライン、一方通行の段差ありのフィールド、そしてポップな色遣いなど、某人気モンスター収集RPGライクな冒険を、オンライン常時接続で楽しめる作品。ほかのプレイヤーと積極的に交流したり、イベントにワラワラ集まるのを遠目で眺めたりと、ユーザー間の交流の密度が“プレイヤー任せ”となっている幅の広さが居心地がいいです。
週刊ファミ通1765号より
システムやキャラデザインが『ポケモン』ライク。多彩な“テムテム”を集めたり、“ワザ”の系統と相性を考えてバトルをしたりと、本家譲りのおもしろさを味わえる。それでいて、ほかのプレイヤーといっしょに遊ぶMMORPGの形式や、2対2を基本とした歯応えのあるバトルといった独自の魅力も。使用済みの名前は入力できないのが残念で、主人公の名前はID的なものとは別で名付けられるとよかった。
週刊ファミ通1765号より
バトルが2対2で行われること、多くの“テムテム”にふたつの属性があることから、戦術性の高い駆け引きを堪能できます。ここに重点を置いて遊びたい“本家”経験者にオススメ。ほかのプレイヤーに声を掛けやすいソーシャル要素のシステムもグッド(振られっぱなしですが)。一方で、冒険パートに期待しすぎると、先に進みづらい構造や行き先のわかりにくさなどから、思惑違いと感じる人もいるかも。
週刊ファミ通1765号より
使役“テムテム”の2on2バトルは、各技が必ず成功するというガチ仕様。やや複雑な属性の相関関係を頭に叩き込めば、クレバーな試合運びが可能です。ストーリー進行や、キャラの成長・強化面のテンポはいまひとつ。常時オンライン状態でのプレイが要求されることで、外出先で気軽に遊びにくい点ももったいなく感じますが、ほかのプレイヤーと英語や日本語でがっつりテキストチャットできるのは魅力。
週刊ファミ通1765号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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