Sniper Elite 5(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
広大になったステージで、ターゲットの狙撃ポイントや施設の潜入場所を探す探索要素が強化。それにともない、プレイ感はステルス色が前作より強くなった。一方“侵入モード”を含めたマルチプレイは、自分も狙われる側となった緊張感や、狙撃手どうしの撃ち合いなど、スナイパーの個性が戦いに色濃く反映されており新鮮。銃のカスタム要素やスコープでのタグ付けなど、細かい部分の強化もうれしい。
週刊ファミ通1752号より
敵を仕留めたときのキルカメラの演出が相変わらず爽快。広いマップ内を自由に動いて目標を達成していくのは楽しく、ジップラインでの移動が可能になったほか、“枢軸軍侵略戦”などの新要素があるのもいいね。しかしマップの構造は、進入できない場所や上れない地形が多い印象で、前作と比べると窮屈に感じるのが残念。オブジェクトへのインタラクトが微妙にしにくいといった細かな点も気になる。
週刊ファミ通1752号より
敵地に潜入し、極秘作戦に臨むスリルを存分に堪能。装備が整うまでのかなりの時間、狙撃中心の立ち回りが難しいのにはモヤモヤしますが、ステルスゲームとしては十分にエキサイティングです。乗り越えられない段差が多く、限定的ではあるものの、自分なりのルートを開拓できるマップは○。キャンペーン中にほかのプレイヤーが侵入してくる新要素は、いつでもオフにできて、気楽に試せるのがうれしい。
週刊ファミ通1752号より
キャンペーンモードは、狙撃よりもステルスキルのし甲斐があるステージ構成。敵兵はさほど執念深くなく、ノーマル以下の難易度であれば、かなりドタバタした戦闘も可能です。ほかのプレイヤーのキャンペーンに“侵入”できるモードは、ガーディアン的な役回りに燃える人ならやみつきになるでしょう。オンラインマルチプレイモードは、ルールが豊富なうえに、いい意味でカジュアルに遊べます。
週刊ファミ通1752号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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