乙女の一枚絵をステージにして敵の集団を迎え撃つという、“脱衣”と正統派シューティングを組み合わせたことで生まれるおバカなノリと、健全なエロ要素がいいね。その一方で、乙女たちのボイスなどのリアクションでもっと盛り上げてほしいなという部分も。肝心な部分を隠すアイコンや肉感的なスタイル、恥じらいの少なさは、海外向けのエロさかな？　乙女たちのイラストに惹かれたならば。

週刊ファミ通1716号より

ボスの動きが一本調子なうえに硬すぎたり、前作からBGMを流用していたりと、相変わらずチープさを感じる部分はあるけれど、なんだかんだでお色気要素がやる気を奮い立たせ、ギャラリーモードを全開放させたいがために躍起になってプレイしてしまいます。ステージで集めたお金を払ってショップで機体の強化を行う仕組みになり、計画的にパワーアップしていく戦略性が加わったのはいいね。

週刊ファミ通1716号より

少し懐かしいアニメ絵が逆にそそる!?　雑で笑える秘部の隠しかたを始め、バカさ加減は前作を継承。絵的にもボイス的にも、エロに期待しすぎずネタゲーを前提とすれば吉と出ます。女剣士や黒魔術師などRPGのキャラみたいな女の子たちは、ゲーム世界ではむしろ身近に感じられ、色情をほどよく刺激。弾で直接衣服を撃破できないシューティングはもどかしいけれど、いい意味で当たり障りのないデキ。

週刊ファミ通1716号より

メリハリなく出現する敵を撃ち落としているうちに、背景の女の子の衣服がどんどんはがれていって……という基本コンセプトは前作同様。絶妙な難度上昇と、女の子のボイスを含むサウンドの演出により、毎プレイなんだかんだで盛り上がってしまうのが、相変わらず悔しいです。買い物形式による機体強化のやりくりが思いのほかシビアで、場合によっては“詰む”のも、本作に限ってはよいアクセントに。

週刊ファミ通1716号より