両手いっぱいに芋の花を(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
明るい場所でしかマップ確認ができないシステムがユニーク。仕掛けを解きながらの探索はやはりワクワクしちゃいますね。高低差のあるダンジョンなので、角度を変えて見られる立体的なマップが便利でした。キュートな見た目のキャラたちでも育成は本格的。さまざまなビルドを試してみたくなると思います。敵味方双方のスタミナを考慮しながら戦うバトルは、なかなか歯応えがあってよかった。
週刊ファミ通1736号より
伝統的なダンジョンRPGのスタイルと魅力を受け継ぎつつ、独自のおもしろみを加えているゲームシステムが秀逸。ダンジョン内の敵の配置が固定であるほか、戦闘中も敵の行動がアイコンで予告され、それらを踏まえたうえで作戦を練る構造が、出題される問題を解いていくようでもあり、うまく対処できると満足感が得られます。シンプルめのデザインもキュートで、キャラメイクと育成も楽しみに。
週刊ファミ通1736号より
キャラクターも敵も、丸みがあってかわいらしい。迷宮をコツコツ探索する、スタンダードな3DダンジョンRPGですが、謎解きや敵へのバックアタックを狙ったルートを考えるのがいいアクセントに。明るい場所でないと地図が見られない仕組みはユニークですが、もどかしくもあるかな。ターン制バトルでは、予測される敵の行動に対処しつつ、スタミナの管理も行っていくのが緊張感を生んでいます。
週刊ファミ通1736号より
ダンジョンRPGの文法としてはオーソドックス。とはいえ、こだわりを感じるUIデザインやビジュアルなど目を見張る部分が多い。事前にわかる敵の行動に合わせて、自身のスタミナ(行動ポイント)をどう使うかといった、コスト管理が味わえるシステムは戦略性が高くてやり込み甲斐あり。難度は高めだが、そこはテンポのよさでリトライの手間などをカバー。ただ一部の操作系統が若干煩雑なのは気になる部分。
週刊ファミ通1736号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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