スターハンターDX(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
弾幕系の高難度を維持しつつも、攻撃をギリギリでかわすと溜まるボムゲージ、自機の強力な火力で、多くの人が爽快感を味わえる。往年の横スクロールスタイルのデザインも、敷居を下げてくれます。とは言え、コンティニューの回数制限、クリアーステージのみ利用可能なプラクティスモードなど、あくまで作りは硬派。ガチ勢でなくても、高いハードルを越えることに楽しみを見つけられる人なら。
週刊ファミ通1708号より
レトロ風をベースにしつつ、弾幕に加え、爽快さ重視の作りは現代的。敵の弾が少々速めに思うときもあるけど、敵や弾の動きをスローにする“バレットタイム”で難局を切り抜けたりできるほか、スコアアップにも活用できるのが熱い。弾幕の濃さというよりも派手めのエフェクトのせいで弾に気付けずに当たってしまうこともあるが、弾をかすめてかわすことでボムのゲージを溜められるシステムはナイス。
週刊ファミ通1708号より
単純明快かつオーソドックスな作りに徹している点は、シューティングというジャンルへの理解や愛が感じられて、好感が持てます。その結果、あまりオリジナリティーが感じられないのはいたしかたないかな。かなり難しく、くじけそうになったけれど、弾幕で埋め尽くされても自機や敵機などが見やすい画面や、前時代的なスピードもあり、あきらめずに挑戦できました。ストーリーやキャラクターも魅力的。
週刊ファミ通1708号より
ギラついた未来感満点のBGM&ビジュアルは、シンセウェイヴのイメージ世界が好きな人なら刺さります。シューティングゲームとしては、つぎつぎに出現し弾をばらまく敵に対して、ボム→バレットタイム→ボムリチャージのサイクルを粛々と実行する腕前が必要です。バレットタイムで敵弾をアイテム化する爽快感はありますが、それ以上に、至近距離からの高速弾で不意討ち死するストレスの方が大きいかも。
週刊ファミ通1708号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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