エイト・ドラゴン(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
見た目だけではなく、攻撃やジャンプなどのアクションの手触りもファミコン風。複数の敵がシンクロしながら近づいてくる姿も懐かしい。その環境下で、多人数での協力プレイができるのが新鮮です。ダッシュ移動を駆使した立ち回りが本作ならではの戦いをもたらしているが、攻撃を受けたときの硬直時間が長く、そこでボコボコにされるのは……。また、敵のバリエーションも、もっとあればとも。
週刊ファミ通1703号より
ファミコンチックな見た目のベルトスクロールアクションであることに加え、プレイアブルキャラが8人もいるのにそそられる。しかし、敵がすぐに後ろに回り込んで挟み撃ちにしてきてコンボを中断されたり、無敵状態になる必殺技もないなど、爽快さを得にくい仕上がりが残念。複数人でいっしょに遊べるのは利点なので、敵味方ともに同士討ちのある大混戦をワイワイ楽しむのにはいいかも。
週刊ファミ通1703号より
とくにニンテンドースイッチ版での最大8人同時プレイという、珍奇な体験と絵面のカオス感は、マニアには一見の価値アリ。一度遊んで満足してしまう人も多いと思うけど、この価格なら納得でしょう。動きはもっさりした傾向で、攻撃の爽快感は控えめですが、ゲームスピードが変更可能なのは気の利いた機能。キャラごとに変化はあるものの、やや単調な展開が続き、ひとりよりみんなで遊ぶのが吉。
週刊ファミ通1703号より
“敵との位置関係によって操作キャラの向きが強制固定”、“手持ち武器の任意リリース不可”に象徴されるストレスフルな諸システムが、敵の移動精度が上がるノーマル以上の難易度での攻略意欲を阻害。レトロテイストを打ち出したビジュアル&サウンドは、人によってはただナンセンスに思えるかも。大勢(4人以上)でボタン連打でワーッと遊ぶぶんには、いずれも気にならない要素なのでしょうが……。
週刊ファミ通1703号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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