テラービートリズム(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
左右から迫る敵を対応する技で倒していくゲームなのですが、攻撃を拍子に合わせ続けなければならないのがキモ。慣れないうちはミスらないようにと緊張感があるし、慣れてくれば間断なくビートを刻めるようになってきて気持ちいい。かっこいいアクションで魅せる主人公の動きと相まって、気分も自然と高まっちゃいますね。ステージや難易度選択時のUIは、もっと使いやすくしてほしかったな。
週刊ファミ通1660号より
左右から続々と現れる敵を倒す「ワンフィンガーデスパンチ」系のアクションに、リズムゲームの要素を加えたことで独自のプレイ感になっている。音楽に合わせた操作は気分が高揚するが、いわゆる“裏拍”などに合わせても成功扱いにはならないため、刻むリズムは単調なものになりがち。瞬間的に敵をさばくというよりは、敵の種類に応じたアクションを事前に準備できるかが重要な作りで、快感も薄めか。
週刊ファミ通1660号より
リズムに合わせて迫りくる敵を倒していくアクションゲームですが、プレイヤーキャラクターは中央から動かないのでディフェンスゲームの要素もある作品。つねに何かしらのボタンを押してビートを刻み続けている必要があるうえ、必殺技のパワーを溜めたり、攻撃フィールドを拡大したりと、気を配る部分が多め。BGMはどれもクールですが、BPMが同じステージだと似通った印象になりがちかな。
週刊ファミ通1660号より
正確にリズムを刻んでいても、敵に攻撃を当てなければ意味がなく、2回攻撃しないと倒せない敵や攻撃するたびに瞬間移動する敵など、瞬時に対応策を考えながらプレイしなければならない。ただ、説明不足でその対応策がわかりにくく難度は高めに。なお攻撃ミス時には、音楽とキャラの動きを同期するため画面が一瞬巻き戻されるのだが、それが視覚的にもリカバリーを難しくしてしまっている印象。
週刊ファミ通1660号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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