デスカムトゥルー(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
ファミ通公式Nintendo Switch
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9

いままでも“映画のような”ゲームはあったが、本作は“ほぼ映画”。映像と選択肢がシームレスにつながる演出、自然なセリフ回しとカメラアングルで見せる謎解きのヒント、プレイ時間に価格と、映画を観る感覚で遊べます。それでいて、自身の“決断”で物語を紡ぐ、アドベンチャーゲームの根源的なおもしろさや、ゲームならではの仕掛けが物語に厚みを付与。インタラクティブゲームのひとつの完成形に。

週刊ファミ通1646号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式Nintendo Switch
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8

名だたる俳優陣が出演し、映画と同等の本格的なクオリティーで撮影された実写映像は見応えあり。不思議な状況から始まる物語は、ハラハラする展開もあって引き込まれっぱなしに。シナリオもゲームシステムも、ともすれば複雑になりがちな題材でありながら、わかりやすく、間口を広くしているのが好印象。ボリューム感はコンパクトだけど、インタラクティブな映画のような感覚で誰でも楽しめます。

週刊ファミ通1646号より

くしだナム子
ファミ通公式Nintendo Switch
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10

極端にシンプルな操作で、インタラクティブな娯楽のおもしろさを享受できる作品。内容的にも価格的にも、ゲーマーとは異なる層を振り向かせるパワーを持っています。アイデアに優れた低予算映画的テイストで、シナリオも演技もワンダフル。基本的には選択肢を選ぶだけですが、そこには推理の要素やシナリオ分岐などのゲーム性、プレイヤーの意思の尊重など、必要なすべてが盛り込まれていました。

週刊ファミ通1646号より

戸塚伎一
ファミ通公式Nintendo Switch
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7

記憶喪失の主人公が、自身が置かれた状況を少しずつに理解していく過程を、テレビドラマタッチで楽しめます。物語の核心に近い事柄が、説明セリフで一気に判明するなど、やや“駆け足感”もありますが、そこは俳優陣のタレント性でカバーされています。アドベンチャーゲームとしてはシンプルな分岐構造で、袋小路エンドの回収がやり込み要素に。各種おまけ映像は、出演者のファンにはご褒美です。

週刊ファミ通1646号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.5

目覚めると連続殺人犯になっていた記憶喪失のカラキマコトとなり、ホテルを舞台に謎を解き明かす、人気役者を起用した実写サスペンス。選択次第で物語が多様に変化する。

発売日
2020年6月25日
価格
1,782 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
IzanagiGames
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