ギガンティック・アーミー(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
古きよきメカアクションをリスペクトした印象の仕上がりですね。散らばる無数の薬莢や巻き上がる爆炎にはシビれますし、ずっしりとした重みを感じさせる機体は操るだけで楽しい。通しで戦えるようになると気持ちいいです。コンティニューに回数制限があり、かつ再スタートはステージの頭からと、システムも昔風なのはきびしいものの、代わりにステージの練習モードがあるのがユニーク。
週刊ファミ通1617号より
16bit風のレトロなアクションの手触りで、『重装機兵ヴァルケン』などからの影響が色濃い作風。メカメカしい重厚感のあるモーションは、ロボットを自分の手で操縦している気分が味わえていいね。ただ、シールドをとっさに出しにくいように感じるところもあり、キーコンフィグなど、操作に関する設定があるとよかった。メカ好きや、ストイックなアクションゲームを好む人であれば、マッチしそう。
週刊ファミ通1617号より
ロボットに乗り込んで銃火器を撃ちまくり、ショートダッシュで地上を滑るように進む姿は、『装甲騎兵ボトムズ』を思わせます。ステージには時間制限があるため、撃ちながら駆け抜けるスタイル。弾数に限りのある“スペシャル武器”で時短するか、温存するかの判断も、悩ましくも楽しい。ただ、コンフィグでスティックの入力感度を設定できればよかった。巨大ボスは大きさも、デザインにも圧倒されますね。
週刊ファミ通1617号より
往年の名作『重装機兵ヴァルケン』を彷彿させるゲーム性。ちょっと無骨なメカデザインは懐かしくもあり、いまの時代には新鮮にも映る。火力のパワーアップ要素はあるが、武器はメインとサブで各3種類とシンプル。武器使用と砲身固定ボタンがいっしょなので、弾の連射中に砲身の向きを変えられない仕様が、慣れるまで地味に操作しづらかった。ボタン設定のオプションがあれば、ありがたかったところ。
週刊ファミ通1617号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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