3段階の難易度で、シューティング初心者のエンジョイ派からガチ勢まで、誰もが弾幕系の空気を味わえます。画面を埋め尽くす敵弾をギリギリでかわしつつ、ステージ上のスターをごっそりいただく、緊張感と爽快感のバランスもナイス。難度でプレイ感が大きく変わるとはいえ、ステージ数は少なめの印象です。3種類から選べる操作機体も、もう少し攻撃に個性が強ければ、バトルをさらに楽しめたかな。

週刊ファミ通1612号より

チュートリアルすらない昔気質の作りだけど、操作やシステムはすぐに体得できる。激しい弾幕など、シューティングが好きな人向けの調整ではあるものの、難易度イージーであれば、オートボムなどの機能もあるから、敷居が高すぎるということはないと思う。敵弾の見た目なども含め、ケイブ製のシューティングに似た手触りなので、同タイプの作品が好きな人は、それなりに楽しめるのではないかと。

週刊ファミ通1612号より

いたるところに名作へのリスペクトが感じられ、それっぽさを存分に味わえます。弾避けに集中し、頭が空っぽになる瞬間は至福のひととき。被弾しても、即座にパワーアップアイテムを回収できるなど、ビギナーへのサポートも手厚く、心が折れにくいです。カッコいい女性キャラのイラストやド派手な画面が眩しい。作品のコンセプトは理解できるけど、やっぱり独自性の強いアイデアも欲しいところ。

週刊ファミ通1612号より

同ジャンルの他作品と大きく差別化する要素は見受けられないものの、中型の敵との戦闘がメインの弾幕シューティングとして、安定して楽しめます。自機の当たり判定が気持ち大きく、積極的に仕留めにくるタイプの攻撃がガンガンくるキツい面もあれば、難易度イージーだとオートボムのおかげで何となく進めてしまうユルいステージがあるなど、腕前の変化に応じたプレイを楽しめるのがいいですね。

週刊ファミ通1612号より